どうも、wataizuです。
今日1日あったことといえば「記事やニュースから社会の在り方の変化を2つ以上見出だして原稿用紙に書く」という授業で適当に書いた「LGBTドラマの台頭による社会の在り方の変化」がいい着眼点をしていると先生にいわれ紹介されたということですね。
今思えば我ながらいいところに目を付けたなと思いますw
本題が長引くのでここら辺にしといて。
今日僕が紹介するのはドラマです。
タイトルは「着飾る恋には理由があって」。
4月20日から始まった本作品は今日、6月22日に終わりを迎えました。
そう、つまり今僕は最終回を見て直ぐにレビューを書いています。
川口春奈が演じるのはインターネット通信販売会社「el Arco lris」のメルマガ作成、広告宣伝のPR活動等を担当する広報、真柴くるみ。会社の宣伝を兼ねて始めたSNSでは10万人近くフォロワーがいるというインフルエンサーである。会社やフォロワーの為、そして憧れの存在であり、密かに想いを寄せる葉山社長(向井理)に背伸びするように努力する日々。
そんな日々に明け暮れた彼女はマンションの契約更新を忘れていたせいで家を追い出されてしまいます。
明け暮れた彼女に手を伸ばしたのは唯一の女友達である早乙女香子(夏川結衣)。彼女の計らいで高級マンションに住むことに。
一人暮らしと思いきやその高級マンションにはマイペースでミニマリストの凄腕料理人、藤野駿(横浜流星)等、変わった人達が住んでいた……という話です。
様々な点でとても素晴らしい作品だと思いました。
まずドラマ構成。これがまた斬新なんです。
多くの恋愛ドラマは一方通行に話を進め次に繋げるように終わります。でもこの作品は違います。
一方通行していくなかで出てくるピークといわれるシーン。それらを最後で具体的に描くのです。伏線回収に近いようなこの構成はとても楽しく、気がつけば毎話「このシーンを最後に描くのかな?」なんて予想するようになっていました。
次にカメラワーク。これも他の恋愛ドラマとは少し違います。
この作品ではカメラをぶらして撮っているところがいくつかあります。例えば喧嘩や意見が対立するシーンにこれらが適応されます。わざと揺らすことによって感情の揺れだったり緊迫感を表現できるのでそういった点で技術的だなと感じることができます。
最後にストーリー。本作品はインフルエンサーの主人公と「スマホなんて必要ないよね?」という主義のミニマリストとの恋愛を主軸に描いています。真反対の二人故にやはり意見は衝突する訳で、その価値観を許容していく姿勢を繊細に描いている点でこのドラマは十分素晴らしいものかと思います。
以上の点を通してこのドラマは他のドラマとは違う革新的なドラマだったと私は思います。
また、役者の演技も上手く、各々型にはまった演技をしてくれたこともあって成立したドラマであったとも言えます。
ここまで絶賛すると胡散臭い気がしますが考えさせられるドラマであると思います。
気になった方は是非見てみると良いかもしれませんね。