【小説】恥知らずのパープルヘイズ

こんばんは、wataizuです。

今日で一学期終わりました。まぁ明日から課外があるのですが。進路実現の為に本腰いれないといけないんですよね……🤦

色々充実させますわ。抱負としては。勉強というか大学の面接とか事前課題の準備をするのは勿論、映画も見ていきたいなと思いますね~

ではこの辺にして。

 

今日はレビューではなくて紹介です。読者の層も中々限られる本です。何せ二次創作なので。

作品名を『恥知らずのパープルヘイズ』。ジョジョの奇妙な冒険第5部(黄金の風)の後日譚にあたりますね。

ではジョジョの奇妙は冒険第5部の話について少し。

 

「ザ・ワールド」や「お前は今までに食ったパンの枚数を覚えているか?」などで有名なDIOを父に持つ主人公、ジョルノ・ジョバーナ。彼は街を浄化するために街を牛耳るギャング組織「パッショーネ」に入りボスを志す……

という話なのですが今日紹介する作品の主人公は彼ではありません。彼の仲間であるパンナコッタ・フーゴが主人公です。

このパンナコッタ・フーゴは彼の友達で登場人物全員が保有する超常的能力を持つ守護霊「スタンド」だと周囲に毒を放つ能力を持つ「パープルヘイズ」を持っています。ですが彼、5部の後半で仲間と意見が対立し離脱するんですよ。本作品はその「後」を描く形になっています。

 

パンナコッタ・フーゴはある日「パッショーネ」の新しいボス、ジョルノ・ジョバーナに呼ばれ前のボスの残党であるチームの抹殺を依頼される……

という本作品。

 

作者は「ブギーポップは笑わない」等で有名な上遠野浩平さんですがジョジョの世界観を崩すことなく書いているんですよ。スタンドの能力が細かいところとか、キャラクターの口調だったりだとか。そういう何気ないところに作者のジョジョへの愛が感じられます。

あとこの作品読みやすいんですよ。比喩みたいな難しい表現があまりないので直球でとても読んでいて疲れません。また文字のフォントも大きいので一見その厚さから読むのに気が引けますが案外早く読み終えることができます。

 

これ実を言うとジョジョ5部の登場人物をあらかた知っているだけでOKな作品だと思います。出てくる敵も全員オリジナルなので。

戦闘も独特な能力故面白いので是非、気になった方は調べてみると良いかもしれませんね。