パンツも穿かないのに演技だけは天才的なお隣のアメリア・エーデルワイス17歳

こんばんは、wataizuです。

エンタの神様をテレビで見ているのですがお笑い芸人のコントが終わったあとに心のなかで批評できている自分に驚きました。何故面白いのか。何故面白くないのか。それが自分なりに言葉にできているところにブログの成果を感じました。

これからも頑張っていきたいと思います!

 

今日レビューするなろう作品は『パンツも穿かないのに演技だけは天才的なお隣のアメリア・エーデルワイス17歳』。

 

めちゃくちゃ可愛い上にかつてはハリウッド映画でも活躍してことがある超有名人、アメリア・エーデルワイス。そんな彼女はパンツも穿くのも面倒くさがる生活破綻者であった。そんな彼女の世話をする主人公、柿井文則だったがある日、アメリアに「恋を教えて」と言われ……

 

この作品はランキング外の作品ですがタイトルがなかなかにキャッチーなので読みました!

 

面白かったです。

まずは心情描写。本作品は地の文が三人称視点なのですが一人称視点の小説よりも心情を豊かに表現できているんですよ。屈辱だったり恋心だったり。そんな決して一言では言い表せない複雑な感情をちゃんと複雑に書いているんですよ。細かな心情描写がこの話の持ち味なんじゃないかなと思います。

 

次に会話。本作品は個性的なキャラクターが多いのですがその個性を上手くギャグを交えながら会話として成立させているんですよ。

女好きのキャラクターだったら「俺の愛は平等なんだよ」など、セリフとキャラクターとの整合性がしっかりと取れているところもこの作品の評価ポイントです。

 

しかし物語の導入が遠回りな気がしました。9話目ほどで初めてあらすじが終わるのでもうちょっと早めに展開を進めた方が良いなと思いました。

そして、説明が余計。話の大半をキャラクターの説明にしている回があったのでそこがきつかったです。表現は固くもなく柔らかくもないちょうどよい感じで読みやすいのですがあまりにも長すぎて後半どこで説明部分が終わるかをスクロールして確認してしまいました。なのでもう少し簡略化しても大丈夫な気がしました。

 

しかしながら情景が思い浮かべやすく、先程も書いたように読みやすいかつ面白い作品なので気になった方は是非、見てみるとよいかもしれませんね!リンクはこちらです↓

https://ncode.syosetu.com/n8224hb/