【映画】モンスターハンター

 ※タイトルにも書いている通り、今回のレビューはかなりネタバレを踏みます。ネタバレを踏みたくない方は見ないことを推奨します。

 

こんばんは、wataizuです。

今日から学校が始まりました。

英語表現の先生に妙に気に入られているのかクラスメートの前で「夏休みどうだった?」と訊かれまして。それで僕は夏休み成長したことを話しました。(結果先生を戸惑わせてしまったが)

先生に話した「成長したこと」とは、「一人で自炊できるようになったこと」です。

実は料理ということから逃げていたのか、自分から料理をする機会などないままこの十数年間過ごしてきたんですよね。

でも両親が仕事で午前中いないのでどうにかしないといけないと思い、まず目玉焼きを作り始め、夏休み最終日である昨日遂に成功しました。

 

「目玉焼きって………料理と呼ばなくない?」

 

という方もいると思うのですが僕はそうは思わないんですよね。

ただ卵をフライパンの上に垂らして蓋をするだけなのですが工程が2つもある。それだけで立派な料理だと思うんですよ。それにこだわりで工程にもう一つ付け加えることもできる。

現に母から教わった方法だと目玉焼きの形になってきたら水をフライパンに注いで蓋を閉じるようになっています。

このように好みや場面、家庭によって色々手法や工夫を凝らすことができる。それが"料理"だと思います。

今日まさに先生に、「目玉焼きって料理なのか?」といわれてやるせない気持ちになりましたね。

僕は目玉焼きを作れるようになったことをどんなに笑われようと誇りたいと思います。

皆さんは夏の長期休暇の中、何かチャレンジしたことや成長したことはありますか?

あると良いですね!!!!

 

今日は有料映画を見たのでそのレビューをしたいと思います!!

作品名を『モンスターハンター』。

 

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作戦行動中に砂漠で消息を絶った偵察小隊。その探索に当たっていたアルテミス率いる特殊部隊は、突然激しい砂嵐に飲み込まれてしまう。砂嵐が去った後、彼らの眼前に現れたのは、未知なる世界の光景と、ありえないサイズの超巨大モンスターだった。

(U-NEXTより抜粋)

 

今日はこの順番で進めていきたいと思います。

 

 

どういう作品なのか

本作品の原作は大人気ゲーム「モンスターハンター」です。制作年は2020年。

モンスターハンター」シリーズは、雄大な自然の中で 巨大なモンスターに立ち向かうハンティングアクションゲームです。 世界中から注目を集めるコンテンツに成長した作品です。

(Wikipediaより抜粋)

本作品の監督は「モンスターハンター」の大ファンで2012年から構想を立てていたらしいですね。

2018年に「モンスターハンター」の制作会社であるカプコンから正式発表され撮影を行いました。

そんな本作品の主演はミラ・ジョヴォヴィッチ
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映画『バイオ・ハザード』シリーズの主演を務めたことで有名ですよね。

彼女の他にも様々なキャストがいます。

中国のアクション俳優として有名なトニー・ジャー


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や日本人女優の山崎紘菜


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など、キャストが多国籍なのも本作品の特徴です。

 

ではレビューにいきましょう。

 

レビュー

内容

展開が遅い。

冒頭のシーン。モンハン世界のハンター達がモンスターの襲撃に遭い、トニー・ジャー演じるハンターが船から落とされるところから本作品は始まります。

そしてアルテミス達の部隊に視点は移り、彼らがモンハン世界に移る様子が描かれます。

これら2つのシーンを点と考えるとこの点と点が結ばれるタイミングがあまりにも遅いように感じました。

ハンターとアルテミスが共に手を取り合うまでの展開が長ったらしく、ハンターのメンバーと出会うまでの展開はさらに長かったです。

恐らくモンスターや、モンスターの迫力をいっぱい見せたかったんでしょうね。「ここでハンター出してもいいのに……」と思うところを出し惜しみしているところが残念でしたね。

 

で、完結していないんですよ。

終盤になると展開が加速していくんですよ。なのにも関わらずラスト。

「俺たちはやるぜーーーー!」

みたいな感じでモンスターに挑むところで終わるんですよ。

中途半端な終わり方がとても残念でした。

 

しかし設定はとてもよかったです。

いってしまえば異世界転移なのですがそれが良いんですよ。

これがもともとモンスターハンターの世界の話だったらコスプレみたいに思え、全体的にイタイ作品になっていたと思います。

また、異世界転移が本格的でよかったです。

言語が違うんですよね。現実世界とモンハン世界。

互いに言葉が通じない状況下でジェスチャーでやり取りするシーンは異文化交流のそれでとでとても面白かったです。

 

キャラクター性

ないです。

山崎紘菜とか数秒しか出てないじゃないですか。

山崎紘菜目当てで見ている訳ではないのですがそこまでみどころにされるほど出てないことにげんなりしました。

 

スーサイド・スクワッド』という作品があるんですよ。

悪党達がチームを組み、世界の危機に挑む内容の作品なのですが、この作品にも日本人が出てくるんです。

名前はカタナ。


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名前の通り、特殊な能力を持つ刀を操るキャラクターなのですが、このキャラクター日本人が演じているんですよ。

福原かれんと言うのですがみどころとかでも言われていなかったので出てきた時は驚きましたね。

結局、そんな彼女の方がまだ山崎紘菜より出てました。

ただただみどころとしてちやほやされていたんだなということに失望しましたね。

 

そしてスポットライトの当て具合がおかしい。

モンハン世界にたどり着いたアルテミスの部隊なのですがモンスターの襲撃が原因で前半にしてアルテミス以外全員命を落とすんですよ。

途方に暮れたアルテミスがモンハン世界の人達と共に元の世界に戻るという作品なのですが彼らには名前がないんですよ。

 

スポットライトを当てるべきなのは前半で死ぬ隊員ではなくてモンハン世界の人達なんじゃないのか?

 

というのもあってもう少し名前をつけてほしかったです。

結局トニー・ジョーや山崎紘菜二人とも名前が役職でした。多国籍キャストなのに。

 

演出

 

リアリティーがありました。

例えばモンスター。

迫力がありますね。現実と同化しているCG技術に脱帽しました。

正直こんなクオリティだと思っていたのでびっくりしましたね。↓


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でもこれは短所にもなっていて。

 

モンスターハンター」には欠かせない要素の一つ、アイルー。ハンターの相棒として補助をしたり、採取したモンスターの肉を調理してくれる可愛い猫としてファンから愛されています。(ちなみに本作品は後者として活躍します)

そんなアイルーですが本作品の姿がこちら↓


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可愛さのかけらもない………。

監督はアイルーの可愛さがわかっていなかったのかな………なんて思いましたね。

 

総評

迫力はありましたがツッコミ所たくさんありすぎて面白くなかったです。

酷評となってしまいましたが気になった方は是非、調べてみると良いかもしれませんね!

 

余談

こんだけ語っていますが僕自身「モンスターハンター」はそこまでプレイしたことがありません。

いとこや友達から「やってみろよ!」感覚でゲーム機を渡されたぐらいしかなかったですねー小学生の時は。その時はドスジャギィ(チュートリアルのボス)も倒せなくて友達から笑われた記憶がありますね笑

でも最近、Switchで最新作「モンスターハンターRISE」の体験版をやったのですがそこでようやく上級ボスコースのタマミツネを倒せました!

タマミツチを倒せたのでドスジャギィを倒せたことにしています笑

ちなみに好きな武器は狩猟笛です。

RISEの狩猟笛、強い。 

 

モンスターハンター』はAmazon primeビデオでも見れるので是非↓

 

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