こんばんは、wataizuです!
金曜日、遠足ということで遊園地にいきました。
四年ぶりですかね……遊園地は。
僕ジェットコースター苦手な人間なのですが「四年も経ったら感覚も違ってくるだろう」と生半可な気持ちで友達のノリに乗ってジェットコースターにのりました。
結果、死にました。
高いところがどうにもキツイ。最初頂上にいったとき山が低く見えたときから何となくヤバイなと思ったんですけど時すでに遅し。見下ろしたらほぼ崖。後ろからは女子の楽しそうな叫びが聴こえるのですが僕終始無言でした。というかもう声が出ない。
途中で捻ってきますからね?!逆さになるんですよ!気持ち悪いったらありゃしない!
乗り終わったあと結構気分悪くしました笑
まぁでも楽しかったです。美味しいものも食べれたし!いつもつるんでる友達とアトラクションのれたり!
満足度はかなり高かったです。
でも反省すべき点もあって。
自分のファッションの知識があまりにもなかったのが悔やまれましたね。
何か自分のなかで「この格好しとけば大体かっこよくなる」という服装で行ったのですがそこまでウケなかったんですよね……。
むしろ僕の服装は「やって当然」レベルらしくて、女子がキャーキャー言ってた男子のファッションを見ると男の僕でも惚れるぐらいの服装なんですよね。
ワンパターンの服装しかできない自分の知識の無さを悟りましたね。
インドア派でそういうことに疎かったので男性ファッション誌を読んでみたいと思います。
今日はいつもなら小説なのですが、本が読めてなかったので見たアニメ映画をレビューしたいと思います!
₍₍(ง🎃)ว⁾⁾
鳴らない言葉をもう一度描いて
₍₍ᕦ(🎃)ᕤ⁾⁾ ₍₍ʅ(🎃)ว⁾⁾
₍₍🙏⁾⁾
₍₍🎃⁾⁾
赤色に染まる時間を置き忘れ去れば
₍₍₍(ง🎃)ว⁾⁾⁾
哀しい世界はもう二度となくて
₍₍ᕦ(🎃)ᕤ⁾⁾ ₍₍ʅ(🎃)ว⁾⁾
🙏
🎃
荒れた陸地が こぼれ落ちていく
₍₍ ʅ(🎃) ʃ ⁾⁾
一筋の光へ
既にこのコピペで察してくれた方は話が早いです!
U.C.0105。腐敗した地球連邦政府高官を暗殺する、反地球連邦政府運動・マフティー。そのリーダーである「マフティー・ナビーユ・エリン」ことハサウェイ・ノアの運命は、連邦軍大佐のケネスと、謎の美少女・ギギとの出会いにより、大きく変わっていく。
今日レビューする映画は『機動戦士ガンダム/閃光のハサウェイ』です。
『閃光のハサウェイ』とは?
本作品は2021年のアニメ映画になります。製作会社はサンライズ。機動戦士ガンダムシリーズといえば、ですよね。
『機動戦士ガンダム』とは人類が宇宙に移民した未来を背景に地球連邦軍とジオン公国軍との長きに渡る宇宙戦争を描いた作品です。本作品は時代と共に姿を変えて今や多くの作品を生み出しています。
作品のなかにはジオン公国とか出ていない作品もあるのですが本作品はアニメ『機動戦士ガンダム』に直に繋がっている作品なのかなと思います。
アニメ『機動戦士ガンダム』→映画『逆襲のシャア』→『閃光のハサウェイ』
という順番ですね。なので本作品をみる前に最低でも『逆襲のシャア』を見る必要があるといわれています。
Q.じゃあ『逆襲のシャア』見たのですか?
A.いいえ、見てません。
ガンダムシリーズほぼ初見ですね。オルフェンズ1話見て切り上げたぐらいしか関わりないです。
でもこういう方多いんじゃないでしょうか。
ガンダムを最初から見ようと思ってもその作品数とボリュームは気が引けるぐらい多いですよね。
アニメ好きな方々でも手出ししにくい本シリーズ。
なので自分の体で検証することにしました。
①『閃光のハサウェイ』はガンダム初見の人でも理解できるのか?
この2点におもきを置いて見てみることにしました。
この2点を語る前にまずは作品のレビューからいきたいと思います。
レビュー
内容が上品。
この作品はアニメ映画ですけど全体的に洋画みたいなんですよね。
まず冒頭。
この作品は官僚が搭乗している飛行機にテロ組織「マフティー」がハイジャックしに来るシーンから始まります。
皆さんお馴染みのカボチャマスクの男とかがそこで官僚を脅す訳なのですが序盤にハイジャックシーンを持ち出すところがもうハリウッドなんですよね。
ノーラン監督の作品が好きな僕にとってはこの始まり方は『ダークナイト』とか『TENET』を彷彿させる始まり方だなと思いましたね。
話の流れもかなりアニメ向きではなくて。
テロリストだから最初から集団で固まって計画を実行すると思いきや、リーダーの主人公が素性を隠してマフティー討伐部隊の隊長と知り合うという前半。
テロリスト=追われる者と追う者という両極端にいる者が出会うという展開とかアニメ作品ではあまり見ないですよね。
他にも会話を耳元で囁くようにやっているところとかから全体的にアニメっぽくないなという印象を受けました。
この手の話は洋画が好きな方はかなりのめり込めるような話なんじゃないかと思います。現に洋画が好きな僕はこの話かなり楽しめました。
似たようなアニメ作品で他に何があるかというと『虐殺器官』ですかね。
世界各地で虐殺テロを行う男を特殊部隊の主人公が食い止める…という話なのですが話のコンセプト、作画などに共通するものを感じます。
でもこの作品も基本的に洋画寄りの作品なのですよね。
この作品を面白いと感じた方は本作品にかなり入り込めると思うのですがアニメが純粋に好きな方は少々退屈に思うかもしれません。
ハイクオリティ過ぎる作画
度肝抜かれました。
冒頭のハイジャックシーンで見せたハサウェイのアクションシーンから何となく察してはいたんですけど、作画が綺麗過ぎるんですよね。
ハサウェイ絡み技するんですけどその動きが生々しいんですよね。
ここら辺の作画はちゃんと下調べしていくつもの資料を見て描いているんだなという製作陣の努力が見えてくるくらい上手かったですね。
綺麗なのはアクション描写だけでなく、草木が風に揺られる様子とか、市街の夜景とかも微細に表現されているんですよね。
冗談抜きにして「え、これリアル?」と思うくらい精巧に描かれていました。
『KINGSGLAIVE/FINAL FANTASY XV』というアニメ映画がありまして。
この映画もクオリティ高いんですよ。一緒に見ていた母も「え、これアニメ映画なの?!」と驚くぐらい現実に近付いたアニメーションをしているんですけどこれとはまた別アプローチでCGを使わずに現実感を引き出しているのが凄いんですよね。
CGはハリウッドで多用されているので現実との調和がとれやすい為、やり方によっては実写と見間違えるほどのクオリティを出せるのですが2Dはなかなかそうはいかないんですよね。
3DのCGのように生々しく動くことができず、どうしてもカクカクしてしまう。
そのハンデのなかここまでの風景を描けることに感動しましたね。
特にこのシーン。火の噴き具合がもう花火なんですよね。
個人的には鬼滅の刃のufotableよりも綺麗なんじゃないかなと思いました。
ギギ・アンダルシア可愛すぎる。
ギギ・アンダルシアは本作品のヒロインです。
「やっちゃいなよ!そんな偽物なんか!」と言っている人こそ彼女なのですがとにかく可愛い。
言ってしまえば地雷系女子です。急にヒステリックになったりするのですが「可愛い」と「セクシー」が共存してるんですよね。
ハサウェイに裸見られて怒ったり、ハサウェイ振り向いてくれないからハサウェイの友人、ケネスとイチャイチャしたり。そういうところは本当に子供みたいで可愛いのですがバスローブ姿でハサウェイにくっついて耳元で囁くところとか、ハサウェイの質問に答えず、ハサウェイの心にひっかけるようなことを呟くところとか、ミステリアスで魅惑的なんですよね。
そこの二面性が心鷲掴みにされました。
人間ドラマというよりかはハサウェイの決意が固まるエピソード
U-NEXTのみどころ欄には「複雑に絡み合う人間ドラマもみどころ」と言っていたのですが……うーん。
あまり感じなかったですね。
というかケネスとハサウェイがギギを囲んで話していたし、ケネスとハサウェイが腹を探り合う……という展開は皆無だったのでそこら辺の要素は感じなかったです。
ただ!
ハサウェイの決意と覚悟が伺える話だなと思いましたね。
展開が進むにつれて自責の念に襲われるハサウェイがそんな自分とどう向き合って、どのような心持ちで2作目へと突っ走っていくか。
そこがみどころなんじゃないかなと思いました。
結局のところ、U-NEXTとは解釈違いだったという話です笑
"あの"セリフが出たときの嬉しさ
本作品は今でもネタにされる作品としても知られています。
予告編で引用されているセリフの組み合わせがキャッチー過ぎるんですよね。
やってみせろよ!マフティー!
なんとでもなるはずだ!
ガンダムだとっ!
即オチみたいなこのセリフの組み合わせがハサウェイの話題性を高めています。
また、とある方が出した動画が人気を博していますよね。
この動画、冒頭のハイジャックシーンのカボチャ頭の男性にちなんだ動画で、そのキレッキレのダンスと奇妙な動きが人気を博していますね。
これらのネタの所以になった台詞が出たときの嬉しさ半端ないです笑
「あ!ここで出てくるの?!」等、意図しないタイミングで出てくるので不覚にも笑いを誘われました。
ここまでが作品全体のレビューです。
ここから検証結果を話していきたいと思います。
①A.理解度80%──かなり理解できた。
これ単体だけでも理解はできましたね。
設定が展開に干渉していないので余裕で見ることができましたね。
『逆襲のシャア』とつながる部分は「ハサウェイの過去」だけでした。
昔、ハサウェイは凄い艦長の息子で機体を盗んで戦場に出たことがあるとか。そこら辺はちゃんと作中で言ってくれます。
飲み込みが早い人とか割りきっている人はそこで納得できますね。でも「実際どうなんだろ」と思った方は『逆襲のシャア』を見ることを推奨します。
②A.ハマり度40%──微妙
実は僕が肝心のガンダムについて語ってなかったのはここに由来しているんですよね。
確かに本作品主役級の機体、クスィーには圧倒されました。
最初は。
ガンダムの中とか、ガンダム同士の戦いはよく作り込まれているなと思ったんですけどそれだけしか出てこなかったんですよね。
この作品はそこまでガンダムにおもきを置いている作品ではなく、「テロ組織と政府の内戦」を重視して作られている作品なんですよね。
過去作を知らないのですがこころなしかガンダム戦闘シーンが少ないなと感じました。
SFやロボットアニメが苦手な方は案外この作品は見れると思います。ただ『機動戦士ガンダム』シリーズにハマれるかと言われればそうでもないというのが感想です。
総評
個人的にはかなり面白かったです。洋画好きな方は結構この手の作品はハマれるかなと思いました。
設定こそわからないところはありますが知っていなければならないというくらいの知識はなかったので難なく理解できるかなと思います。
僕自身、この作品が好きなだけでガンダム自体にはまだハマれていません。
でもガンダムの良さって機体云々は勿論、ドラマ性とかもあるんじゃないかと思います。
なので『逆襲のシャア』などをこの機会に見てみようかなと今考えています。
気になった方は是非、見てみると良いかもしれませんね!
もしハマれるか判断したい方は冒頭15分35秒を公開している動画があるのでそちらの方を見てみると良いかもしれませんね。
見てほしい・レビューしてほしい作品があれば是非!
レビューしてほしい作品があればこのツイートで受け付けます。
— 及第点 (@wataizu_main) 2021年10月17日
・アニメ、映画、小説(ライトノベル)を主に受け付けます。
・絶対的に良いことを述べるとは限らないのでなかには否定的なレビューをしてしまうこともあります。
以上の2点を踏まえたうえで依頼してくれると嬉しいです!