「Step Back」のなかに秘められた弱さ

どうも、wataizuです。

 

aespaファンになってから約二週間が経ちました。

未だ熱冷めず。ウィンターちゃんの動画を見て一日を始めている毎日なのですが、1月1日にaespaが所属する事務所であるSMエンターテイメントによるライブ「SMTOWN」が開催されました。

 

aespa、BoANCTなど事務所に所属するアーティストがパフォーマンスを行うライブなのですがこのライブで新たなガールズグループが産声を上げました。


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GOT the beatです。

 

SMエンターテイメントのガールズグループから人気な女子達を招集して作られた、まさにGirlsOnTop。映画でいうところのアベンジャーズ

aespaからは我らがウィンターちゃん(右端)とカリナちゃん(左端)。「タクシタクシタクシ…」で聞き覚えがあるであろう少女時代からはヒョヨン(右から三番目)とテヨン(左から二番目)。RedVelvetからはウェンディ(左から三番目)、スルギ(右から二番目)そしてソロアーティストでaespaの「Dreams come true」のMVをプロデュースしたBoA(中央)の七人。

 

aespa以外知らん!!

 

というのが本音になりますがこのグループがSMTOWNで曲を披露しました。

それがこの曲。

 


www.youtube.com

 

Step Backです。

 

少女時代やBoAなど日本デビューしているアーティストはいるものの、全編英語と韓国語で構成された曲になります。

この動画、SMTOWNで初出しされたときよりも冒頭の部分が削除された動画なのですがそこの演出がリアルタイムで見ていた勢からするととてもよかった。


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教徒がシルエットに写る崇高な七人を拝めている図。これは息飲みますよ!

この崇め!奉れ!と言わんばかりの図に圧倒されている暇なくパフォーマンスがはじまるのですがこの曲、かなりヤバい。

 

まずパフォーマンス。至高の七人を集めて踊らせたらそりゃすげえって…

おいしいものとおいしいもの、組み合わせると、不味くなるときがたまにあります。

例えばショートケーキ+マグロの刺身。生臭さと生クリームの極端な甘さが互いを潰そうとして、結果ゲテモノになる。

それ極端だろ!と思うかもしれませんが僕からしたらGOTはそういう認識です。

 

異なる芸風のアイドルグループのメンバーが集まって一つのグループになってパフォーマンスする。こちらからしたらスイーツ、魚料理、肉料理がごちゃまぜな感じです。

 

でもパフォーマンスは一つの料理になっていた。

 

各々のダンススキルと適応力が高かったんだろうと思います。各々が曲調とダンスを理解し、同じ方向に向かってパフォーマンスしているからこそ一つのものになっているんだと思います。

化学反応ですよね…

 

そしてウィンターちゃん。


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ちょっと!ネクレベポーズしてるじゃん!!!

ああもう!


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でもこの曲、今物議を醸していて。

 

歌詞ドS過ぎ問題。

 

ということが今起こっているんですよね。

「Step Back」は和訳すると「後退」。この曲自体「プライドの高い女性を直球的な言葉で描いている」と紹介されていたので気になって歌詞をGoogle翻訳全面行使で翻訳したんですよ。

 

歌詞直球過ぎましたね。意味がいまいちわからないGoogle翻訳でも「私の前に立たないでください」とかちゃんと意味通じる文章ができますからね。比喩が全くない。清々しいくらい恋敵をディスる歌詞なのですがやっぱり賛否両論ある。

 

肯定側は「凄い…」「いやあんな女の子に”Step Back!”って言われたら大人しく後退するしかないよなw」などただただ圧倒されていますが否定側は「なんでこんな古臭い歌詞唄わせたかな…」「こういうのは推しに歌ってほしくないな」などの意見が多数ある二極化状態。

 

ん?僕ですか?

 

バリバリの肯定側です。

 

だって…興奮しません?僕は男なので推しが「この男はレベルが違うのよ」とかいっていたらもうニヤニヤしてしまうますわ。

 

是非言っていってほしいですよね。

 

ウィンターちゃんが僕を狙っているという設定で(おい)、他の女の子が接近してきたときにウィンターちゃんが女の子を僕のいないところで「私の男はアンタなんか見向きもしないわ」なんていってほしいですわ。あのメンツで一番言わなそうだけどでも言ったらそれはそれでギャップがあって興奮しますわ。

 

そしてこの歌詞、捉え方によっては弱気な歌詞に見えてくると個人的には思っていて。

 

自分の狙っている男が他の女子に狙われている…という状況下で「アンタなんか無理よ、不釣り合い」といっている。

でもワードセンスがほぼ罵詈雑言。どこか褒める間もなくただただディスる

 

もしかして必死になっているのではないか?

 

と思っちゃうんですよね。劣勢を強いられていてそれで語気強めになっているように思えてくるんですよね。余裕があったら「確かにあなたは~なのかもしれない」と多少なり相手を立てると思うんですよね。

 

そう思うと案外可愛い。

まあでも否定側の気持ちもわかります。特に韓国の方々に限っては翻訳しなくてもいいので初見で歌詞が入ってくる。困惑するのも無理はないでしょう。我々のような異なる言語の人間は初見で見てもわからないのでパフォーマンスに見とれてしまう。歌詞なんかあとから聴いてもパフォーマンスいいからという感じで気にするまでもなくなる。

僕もその類なんでしょうね。今じゃ1日10回ペースで聴いています。

 

いかがだったでしょうか。そして「Step Back」にどのような感想を抱いているでしょうか。否定、肯定、さまざまな意見があると思います。

でも僕はこの歌詞の強気な姿勢、そしてそのなかにほんの少しある弱気を含めて愛でたいと思います。

気になった方は下に日本語訳された歌詞動画があるので見てみるとよいかもしれませんね。

 


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