【映画】ユージュアル・サスペクツ

TSUTAYAユージュアル・サスペクツを借りたからそのレビューをしたいと思う。

 

 

あらすじ

コカインの取引現場を何者かが襲撃し、密輸船が爆破して大量のコカインと9100万ドルが消えた。警察は唯一の生存者キント(ケヴィン・スペイシー)の尋問を始める。キントは、事件の黒幕は誰も顔を知らない大物ギャング、ソゼだと語り、彼がキートンガブリエル・バーン)ら5人のワルを集めて襲撃させたというが…。

(Amazonより抜粋)

 

 

レビュー

全体的に面白くなかった。ラストは最高だったがそれまでの状況は理解しにくくて面白くなかった。

 

この作品は有名なのかな。古い映画の割にはAmazonプライムビデオとかで有料だったし他のサブスクとかでもなかなか無料で見られるサービスがなかったから一人暮らし先のレンタルショップに馴染む目的も兼ねて借りた。

そこの店員の会計の仕方がさーーーこれさー(坂上忍風)というとちょっと長くなるのでのちのち。

まあ前のTSUTAYA無人の会計だったからっていうのはあるけど非常に気に食わない会計の仕方をしていてこの先やっていけるか不安になった。

 

それは兎も角として、この作品はかなり情報量が多い。そして時系列がバラバラ。

まず冒頭。船の中でガブリエル・バーン演じるディーン・キートンが撃たれ、船ごと爆発するシーンから始まる。

それは時系列でいうと終盤。話はその六週間前から始まる。

なんか銃をのせたトラックがハイジャックを受け、被害者は犯人の声だけを聴いたらしくそれで前科持ちのワルが五人逮捕されるという導入。

ここ早すぎた。別に理解する必要はそこまでないのだ。何故なら五人は「前科があるってだけでやってない事件も逮捕されるんだ」と言っているシーンがあるしこのハイジャックの事件の真犯人を見つけるという話ではないから流しで良いと思うが見ていて不安に襲われる。「あれ、なんだったっけ」みたいな。おもわずここは巻き戻してみちゃったよね。開始数分ぐらいのシーンだけどそこの不安を覚えさせない程度にスピード落として描写しても良かったんじゃないかなと思う。

 

あとはキントってやつが捜査官の取り調べをうけて語っているシーン。あそこは時系列でいうところの六週間後。つまり一連の事件すべて終えたあとのシーンなのだが事件真っただ中のときに挟んでくるからてっきり事件内に行われている取り調べかなと思ってしまった。まあここは純粋に読み切れなかった僕のミスだけど。

 

この話、輪郭しか捉えられなかったからってのはあるんだけど要するに「事件の容疑者として集められた五人が結託して刑務所でてから悪いことやっていくのだがそこでカイザーソゼという存在を知りやつの言いなりに動いたは良いものの仲間の死をきっかけに復讐するべく動くはよいもののじゃあそのソゼって誰なんだ?」という話でしょ?

ユージュアル・サスペクツ自体観るきっかけが「真犯人当てが面白い」だったから作品を通して「ソゼは誰じゃあ!」という感じで目を光らせながら見ていた。

だけど最後一本取られた。ミスリードも上手かったしね。キートンにフォーカスされたシーンがかなりあったから主要人物犯人にしたがるっていう意味で「ああ、やつがソゼなのね」と捜査官の説明きいて納得していたのだがそれを上回る説明を最後されて非常に悔しかった。「うわーーーそらそうだわ!」と頭抱えて悔しんだのは確か。

 

まあでも組織ぐるみの話で下っ端のやつがボスの正体を突き詰めるみたいな話だったから結構回りくどかったのだがもうちょいわかりやすくしてほしかったかな。

あとコバヤシ、ね。もろ外国人やないかい!看板に小林事務所みたいなこと書かれていたけどこれじゃ客も「あなたが小林さん?」といわれるのではないだろうか。

そこが疑問であった。

 

まとめ

ラスト以外面白くなかった。でもね、本当にラストは面白かった。ラストが最高の映画は何?ってきかれたらこれ答えるんじゃないかな。

で、ちゃんと細部にまで及んで伏線があるからもう一度観てみたい。

なんか今日は本当に書けなかったな、ブログ。そこまで語れるほど理解できなかったのかな。悔しい。

 

次はいっぱい書く。なにしろ『モービウス』だからね!お楽しみに!!!