わたいずのレビュー日記

毎回あっさい感想をのせるブログ

【映画】ドラキュラZERO

DVDでドラキュラZEROを借りてみたからそのレビューをしようと思う。

 

 

あらすじ

時は1462年、トランシルヴァニア地方を治めていたのはワラキア公国君主のヴラド3世。戦いに疲弊した彼の公正、公平な統治のおかげで長きにわたり平和な時代が続いていた。しかしオスマン帝国の皇帝メフメト2世が、自軍の兵士に育てるためヴラドの息子を含む1000人の少年を差し出すよう要求。ヴラドは家族と民を救うためにファウスト的取引を結び、100人分の強さと星のごとき速さ、そして敵を粉砕する力を手に入れる。しかし、その代償に人間の血への飽くなき渇望に苦しむことになった彼は、暗黒の人生を歩み愛するものすべてを失ってしまう。

(Amazonより抜粋)

 

レビュー

面白かった。『モービウス』よりも複雑性はあったがやるせなさが残る話であった。

 

主演のルーク・エヴァンスってワイスピのユーロミッションあたりででてきたステイサムの弟か。あのときは雑魚でアイスブレイクでこき使われている可哀想なやつだと思っていたが作品が違うだけでここまでカッコいいとは思わなかった。

そんな本作品は一言で言うと、「君主が領地を守るために自分の領内にいる魔物から力を貰って敵軍を圧倒する話」。

主人公のヴラドはもうこの時点から串刺し公という異名がついている。

だがそんな彼は心優しい君主であり、大国オスマン帝国から「1000人の奴隷よこせ」と要求されても断る男。

「えー」とは言いながらもここはオスマン帝国の規模におののいて1000人渡しちゃうところだがこの男は違う。まさに主人公。

オスマン帝国はヴラドの息子も貰うと言うのだがこれも拒み帝国兵を殺したことで戦争勃発。だが帝国相手に立ち向かう国力がない。そこでヴラドは帝国の斥候を惨殺した領内の魔物から力を借りようとする。

まぁ魔物と対話する訳なのだがここの会話がかなり意味ない。串刺ししたときどう感じた…?とかそんな話。

ヴラドの凶暴性を引き立ててどうするんだろうと思った。

「希望に満ちた瞳をしている…」みたいな感じで普通に気に入ればいいのになんでこういう意味もなく回りくどいことするのかな。

純粋に魔物はヴラドの英雄性(凄み)とかを感じて「我の力を授けよう…」みたいな感じで渡せばいいんじゃないの?とは思った。

「三日間吸血欲求に耐えないと我の封印が解かれて暴れちゃうぞ?」みたいなことを言われたヴラドは必死に吸血衝動を抑える。

だがそれと引き換えに得た能力は凄まじく、帝国軍を圧倒する。

しかし魔物だと感じた民衆は彼を燃やそうとする。

折角お前らの為に頑張ったのにこれが感謝の気持ちか?と怒るヴラド。

奥さんのミレナが出て来て「普段の貴方じゃない!」となだめるのだがこれは仕方ないよなー

あの状況下でヴラドみたいにならない人いないでしょ。

ここは奥さんハグしたりで寄り添う形でなだめてほしかったな。

皇帝メフメトが10万の軍勢を引き連れ、ヴラドたちのいる修道院を攻めこむ。

そこでまたドラキュラパワー全開にするのだが別動隊が修道院に侵入したことで奥さんが転落死する。そして彼女の血を吸うことで魔物との三日間の約束を破る。

だが自身の血を分け与え、民衆をドラキュラ化させる。

ドラキュラ軍の力は凄まじく、帝国軍をもたもや圧倒。弱点の純銀に包まれながら皇帝と闘い、なんとかヴラドは皇帝を撃破し、連行された息子を取り返す。

だが吸血衝動にかられた民衆たちは息子を狙う。息子を手放し、日の光に照らすことでヴラドは集団自決する。

息子は皇帝となり、ヴラドは信奉者に甦らせられ、現代で奥さんと再会し、魔物が「ゲーム開始だ」という感じで本作品は終わる。

 

こういわれると「モービウスと同じじゃん!」と思うかもしれないが、終盤の複雑性が際立っているところがモービウスと異なっている。

民衆と家族を守ろうとする領主が民衆を殺しているんだよね。ここがなんとも切ない話であった。でも魔物の力を使わなければ民衆は根絶やしにされていたし、集団自決しなければどんどん人間が殺される。

賢明な判断だとしてもとても喜べるものではない。民衆と家族を守ろうとする強い信念の持ち主が民衆を殺すんだもん。

『モービウス』だって親友を殺すことになるんだけど…切なさでいったらこちらの方が上なんだよね。というか純粋に可哀想。

だって帝国への復讐心を煽ってドラキュラ化させて殺すんだから。

でもこうでもしなきゃ…という二律背反の気持ちが混ざってここは結構切なかった。

「息子を政略の道具にしない!」というミレナの想いをしっかりと守り、自決のなかで「守ったよ!ミレナ!」というシーンとかね。

でも民衆は!とツッコミたくなった。

 

あとは力を授けた魔物ね。

自分を封印したやつらに復讐するんだといっているんだけど現代にはもういないだろ!という。

まぁ復讐対象が人類ならば筋が通るけどね。お前この時代に来ても価値ないぞ?とラストは思ったね。

まぁでも「行いは前世から生ずる」を生まれ変わった妻に問いかけているところが凄く素敵だったね。

こういう終わり、割と好き。

 

能力に関してはほぼモービウスと同じ。レーダーセンスだっけ。あそこまで同じだとは思いもしなかった。

もしやモービウス、ドラキュラZEROからインスピレーション受けた?と思ったがあれはあれで原作あるもんね。

アクションに関しても十分に楽しませてもらったしなにせルーク・エヴァンスの顔面がいいね。イケメンフェイスすぎてビックリした。

 

総評

君主として、父親として悪の力を行使していく姿がかっこよくてなかなか面白かった。モービウスと似通った話だがちゃんと違うところもあり見応えがあった。

やっぱり「大いなる力には大いなる責任が伴う」。ワンダーウーマンにしろどのヒーローにしてもこのテーマが付きまとうんやね。

唯一この題材から逃れられている作品なんだろうね。『デッドプール』とかかなー。

結構自分のために動いているところあるからね。

ZEROとはいえ、前日譚とかではないし続編は作らないらしい。

ま、これ以上作るとモービウスだな、完全に。

まぁでも現代に生きるヴラドが勧善懲悪ヒーローになってくれることを祈り、この辺にしておこう。

【映画】ワンダーウーマン

TSUTAYAワンダーウーマンを借りてみたからそのレビューをしようと思う。

 

 

あらすじ

2017年ー最強の美女戦士が来る!!ワンダーウーマン。それは、バットマンが[地球上で最強]と認めた、アメコミ界ぶっちぎりの美女戦士。プリンセスにして、地球最高レベルの強さと美しさを兼ね備えたスーパーヒ―ロー。しかし、外の世界を一切知らず、男性を見たことすらない。そんな彼女は、初めての世界で何を見て、何のために戦うのか?新次元のスーパーヒ―ローが世界を席巻する!

(Amazonより抜粋)

 

レビュー

最高に面白かった。超人ヒーローだからこその視点で人間の善悪を描けている、素晴らしい映画であった。

 

ワンダーウーマンはDCのヒーローである。神様が生み出した女性民族、アマゾンの王女である。で、『ジャスティス・リーグ』のメンバーでもある。

DCユニバースの終着点なのが『ジャスティス・リーグ』だと思うのだがまだそこまで見ていない。『マンオブスティール』と『スーパーマンvsバットマン/ジャスティスの誕生』と『スーサイドスクワット』ぐらいしか見ていない。

順番意識していなかったがどうやら順番通り見ていたらしく、なら順番通り見てやろう!ということで『ワンダーウーマン』を見てみた。

 

アマゾン族出身でおそらく不老なのかな。神によって作られた泥人形の種族らしくて、隔絶された島で卓越した戦闘術や数百の言語を学んでいるらしい。

アマゾン族の目的はもともと善良な種族であった人間に嫉妬のような負の感情をいれたアレスの打倒なのかな?

で、このワンダーウーマンさんはその話を母親からきかされてアレス打倒を誰よりも強く抱いていた。

ここら辺はピュアなんだよね。ワンダーウーマンの弱点だと僕は見ている。

 

アマゾン族の島に人間の男、スティーヴが流れ着いたことで人間たちが戦争をしていることを知り、アレスを倒すために島を出るんだけど戦争に加わるとやがて知っていくのだ。

 

アレスを殺しても戦争は終わらない。ということに。

 

ドイツ軍の大佐が戦争の元凶だとみたワンダーウーマンは彼をアレスだと断定し、撃破する。

だが戦争は終わらず、ドイツ軍は毒ガス兵器を搬入している。

今まで信じていたことが嘘だとわかり、絶望するワンダーウーマン。そんな彼女に向かい合うスティーヴがめっちゃ好きでさ。

 

皆が善人ではない。アレスは関係ない。

それが人間なんだ。

だが大事なのは信念だ。

僕が戦争を理解してない?

僕だって悪者のせいにしたい。

でもそうじゃない。

皆の責任だ。

僕にも責任がある。

お願いだ。

この戦争を終わらせたいなら、来てくれ。

 

ここのスティーヴの台詞、泣きそうになった。

「問題は誰を信じるか」なんだよね。

救うに値しない人間も勿論存在する。

最近バイト始めたのだが、食べ残したくさんするお客は救うに値しない人間だと思っているのだが……でもね?

全員が全員そうじゃない。

なかにはちゃんと綺麗に平らげて会計する人もいる。

世界を救うヒーローって「人を信じる」べきなんだよね。

人の善性をいかに信じれるか。

ヒーロー映画でこういうところに着目してる作品はあまりみないから凄く感動した。

『マンオブスティール』もそうだけどDC映画はメンタリティ大事に描いているよね。

能力は副次的な要素としてみてる感じ、凄くいい。

MCUは能力とか、モチーフを大切にしてるよね。だからDCよりも豊富に作品があり、尚且つ愛されていると思うのだが、ヒーローって本来こうあるべきだよね!というのがDCなんだよね。

だからこそのシリアスの雰囲気になるのだが僕はこのDCのスタンスが凄く好き。

 

なんならヒーロー映画のなかでいちばん感動したまである。

でも話自体は『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャーズ』と酷似しているなと思った。

戦時中に超人的能力もった主人公が各部門のエキスパートを引き連れて部隊を作り戦争を渡り歩く…みたいな。

でもそのなかで能力やらそういうのに囚われず、しっかり成長要素を組み込んでいたからそこの区別がされていてよかった。

 

あと純真無垢なヒーロー、ワンダーウーマンが「信じること」を弱点から強みにする展開が本当に美しくてさ。

僕正直アレスいらないと思ったもん。

まぁスーパーヒーローなのでスーパーヴィランが必要なのは道理だから仕方ないのだが、もうこの成長要素が描けている時点でヴィランいらねぇなぁ!と思った。

でもアレスのビジュアルは見事だったし戦闘も素晴らしかった。

 

総評

キャラクター性、ストーリー性共に際立っていて最高の作品であった。

久しぶりだな……悪いところなしの作品は。

どんな作品にもよかったところと悪いところがあると思っていて。だから僕は面白かった作品にもちゃんと不快な部分は極力文字に起こすようにしている。

だが本作品はそれが見当たらなかった。

とりあえずこれほど美しいヒーロー映画はあるのだろうか。と言いたい。

何なら円盤買おうかなとも思ってる。

ワンダーウーマン1984面白いのかな……スティーヴとかイケメン失った今、彼に変わる人物が来るのだろうか。

それを期待しつつ、次の作品をみようと思う。

次は……『アクアマン』?

 

 

【アニメ】オッドタクシー

Amazonプライムビデオで『オッドタクシー』をみたからそのレビューをしようと思う。

 

www.amazon.co.jp

 

あらすじ

平凡な毎日を送るタクシー運転手・小戸川。身寄りはなく、他人とあまり関わらない、少し偏屈で無口な変わり者。趣味は寝る前に聞く落語と仕事中に聞くラジオ。一応、友人と呼べるのはかかりつけでもある医者の剛力と、高校からの同級生、柿花ぐらい。彼が運ぶのは、どこかクセのある客ばかり。バズりたくてしょうがない大学生・樺沢、何かを隠す看護師・白川、いまいち売れない芸人コンビ・ホモサピエンス、街のゴロツキ・ドブ、売出し中のアイドル・ミステリーキッス…何でも無いはずの人々の会話は、やがて失踪した1人の少女へと繋がっていく。

(Amazonより抜粋)

レビュー

面白かった。キャラクター性、ストーリー性ともに抜群によかった。

 

本作品はあんなルックスしておいて結構ブラックな話である。練馬で女子高生が行方不明になった!女子高生が死ぬ間際にタクシーに乗っていた!そのタクシーのドラレコをみんなこぞって取ろうとする話?でも副次的な話が結構多かったから終盤までは全然そんな話ではなかった。

 

主人公は小戸川(下の名前忘れた)。個人タクシーをやっているのだが記憶力がよく、大勢の人間から対象を見つけ出す能力をもっている。

こういう言い方すると超能力くさいがこれ、結構ぶっとい伏線だったんだね。

視界がみんな動物なら、顔面みんな個性的だからね。見終わった今思うと…ね。ここは若者言葉で言うと「ジワる」って感じ。

 

でも誰も動物面の世界観になんとも思わないよな。そこ疑おうともしないもん。

僕は当初の予定だとこの部分は、

 

動物面とはいえ、動物面ならではのシーンがない。何なら動物面しているくせに動物図鑑や猫愛でている。だから人間が行うことで成立するサスペンスを動物面でファンシーに描くことでドラマではなく、アニメの枠に収めている。ターゲット層を増やす意味でもここはなかなか上手いなと思った。

 

みたいなことを書こうとしていたわけね。

でも視覚による認知障害であることを知ったあたりから「ん?」とは思ってたんよ。ビビビ!ってね!母といっしょに『相棒』をみていたあの頃の自分が降りてきたわけよ!

でも降りるのが遅かった!

ここは一本とらされた。意識の外すぎるんだよなートリックが。ただただ脱帽。

 

そして細部にまで目を凝らしてみないといけない点でもかなり面白かった。

まぁ小戸川を軸に展開されていくストーリーではあるんだけどじゃあ小戸川を狙っているやつだったり小戸川と親しくしているやつが「どうして小戸川なのか」というところをちゃんと描いているんだよね。

ここの軸もぶっとくてよかったし、他のキャラクターの生きざまみたいのが骨太に描写されているのが凄くよかった。

僕はミステリーキッスのマッチングアプリ使いの女の子が好き。

家が貧しく、自分の部屋がない。だから一人になれる風呂場だけが自分の部屋だった。

それを度々会話に絡ませているのが良くてさ。

あ、こいつめっちゃ信念太いじゃん。と好きになっちゃったよね。

あと田中だっけ?ゲーム会社の男の子。あいつも好きでさー

あいつに限っては回想でとっていた時間がばちくそ長かったし、幼少期から現在までの長い期間での回想というのもあって結構重厚に描かれていたんだよね。

それにその前の回でモブ役同然に車に轢かれそうになっていたところに話が帰着するっていうのも消化しやすくてとても良かった。

 

ネタ的に面白かったのは矢野ね。

キックスケーター乗り回す暴力団幹部とかどういう設定かよと思ってたのだが、いざ喋らせるともっと「どういう設定だよ」と思っちゃう、そういうやつ。

会話が韻踏んでるけど、音ハメとか現実ではない訳でしょ?ってのを考えるとなかなか凄いと思うよ。

ジュラルミン まだ中身は未確認」とか気持ち良すぎる韻をかまされたときは素で「おっほほ」と笑っちゃったよね。

そこのラップ台詞が面白かった。終盤、追い込まれて韻踏めなくなったとき、「矢野さん!韻、踏んでないですよ!」と部下に言われるのマジで笑った。

今かけるべき台詞ではないだろという。

 

あとはラストの畳み掛けだよね。幸せな気持ちで終わらせないのが最高。

胸糞悪い最後って色々想像しちゃうんだよね。「え、どうなったの?!どうなっちゃったの?!」っていう。その余韻に浸るのが楽しくてね。それが「面白い」にまで発展するんだよね。

まさかメルティーキッスの代打が…ね。かなりビックリした。

でも言われてみれば「どんなやり方使っても夢叶えるんやで?」みたいなことを母に言われていたんだよね。それは「メルティーキッスの身代わりになることも厭わない!」みたいな純真な覚悟だなと受け取ってたんだけど。

まさかホントに手段を選んでなかったとは…そしてラストね。

寝ていた小戸川のタクシーにメルティーキッス代打の女の子が現れる。

代打の女の子はドラレコを持つ小戸川を殺そうとしているんだけどなにも知らない小戸川は「どちらまで?」と言う。

ここのタイトル伏線回収もいいんだけどこの緊迫感が絶妙によかった。

認知障害が治った今なら間違いなく死ぬな、あれ。というかそうじゃなくても死んでいたか。

 

この手のサスペンスはあまりアニメではないからどうなるかと思ったんだけど意外に先が読めない。

ドラマのサスペンスとどう違うのかと考えたときに、「演者の顔が見えない」と気付いた。

僕はサスペンスドラマはまあまあ見てきたと思うのだが、やっぱり見ていると演者の顔で「あ、あいつが犯人ね」と大体わかる。

犯人の演技にはあらかたの技量が求められるから無名の俳優には頼めないんだろうね……。

全員名俳優のサスペンスものとかもある。『マスカレード・ホテル』とかね。でもあれって映画だからこそできるんだよね。ドラマ1話1話でやってられるか!という。

だからこれは切っても切れない問題なのである。

 

でもアニメは違う。演者は声優。顔ではなく、声で勝負する演者。(最近は顔も求められて度々ドラマにでてる声優もいるのだがそれは置いといて)

声に技量とか格の違いはやっぱりある。本作品だって芸人起用しているからね。

でもそんなことはどうでもよくて。結局キャラクターをみて判断せざるを得なくなるんだよね。そこがとてもよかった。

本作品みたいなサスペンスのアニメはもっと欲しいね。

 

悪いところはねー小戸川の声かな。

慣れようにも慣れない。もうちょい声太くてもよくないか?とも思った。

次回予告映像のときに、本編とは関係ない会話をキャラクター同士でみせるのだが小戸川がちょっと声を張り上げるシーンがあった。

そこの声がもうね…すみじろう。

声だけだったが、あのときの小戸川の顔はみなくてもわかる…花札の耳飾りしている少年の顔だと思うな。

もうちょい中年ならではの声を…と思った。津田健次郎さんとかは何か違うからなー誰が適任なんだろね。

でも花江夏樹にはまだ中年役は早いなと思った。

 

総評

いやはや面白かった。序盤は微妙だったが、中盤から終盤にかけての追い込みが抜群によかった。

小戸川宅の押し入れに入ってた何かが猫ってオチなのもなかなかよかった。認知障害だからこそもっとおぞましいものに見えたのかな。

最初女子高生かと思ってたからな…

というかこの作品、予想をめっちゃ裏切っていくからなかなか面白かった。

記憶消してみたいアニメですね。みんながこれに休日吸われるのも納得がいくね。

 

だからみんな!

GWはオッドタクシーを見よう!

以上!

 

 

 

 

 

【映画】OLD

友達と『OLD』をみたからそのレビューをしようと思う。

 

 

あらすじ

休暇で人里離れた美しいビーチを訪れた複数の家族。楽しいひと時を過ごしていた矢先、ひとりの母親が突然姿を消した息子を探している――「私の息子を見かけませんでしたか?」「ママ、僕はここにいるよ!」母親が息子の姿に気付かないのも無理はなかった。なんと6歳だった息子は、少し目を離した隙に少年から青年へと急成長を遂げていたのだ。一体このビーチで何が起こっているのか?海岸に打ち上げられた女性の死体、次々に意識を失う人々、砂浜に残された謎のメッセージ――不可思議な出来事に直面する彼らは、やがて自らが急速に年老いていく事に気付く…。果たして、極限状態に追い込まれた彼らの運命は?

(Amazonより抜粋)

 

レビュー

 面白かった。ご都合主義な設定や多種あるギミックは悪目立ちしたが、他のスリラーとは一線を画する面白さをもつ映画であった。

 

本作品はホラーというよりスリラーである。

リゾート施設に来た客がそこのお偉いさんに「特別なビーチがあってね~」とそそのかされてなされるがままに老化促進ビーチにいきバンバン登場人物が死んでいく話。

ホラーみたいな脅かし要素はそこまでなかったかなーギミックやオブジェクトの怖さよりもシチュエーションの怖さをひしひしと感じるスリラー要素が多かった。

 

で、この作品はみる前と前半みていたときは「どーせミッドサマーみたいなオチだろ?」と思っていた。

言ってしまえば胸糞エンド。

わけのわからんところに連れ込まれてそこの環境に翻弄されながら、最後は自我を失い環境に順応していく…みたいなね。

僕の前半みて思い描いていたオチはこう。

 

ビーチのわけわからんギミックに翻弄され、老化によって伴う様々な肉体現象(認知症や視力・聴力の低下)を各々体験していく。そして子供だった兄妹も最後砂遊びとか、思い出の遊びに浸りながらゆっくりと老衰で亡くなっていく…

それを確認した黒幕が、ビーチに向かわせた目的を仄めかし、また客に主人公たちと同じような台詞で「ビーチに行かない?」と誘って終わる。

 

大体こんな話だろうと思ってた。

現にホントにどうしようもないくらい脱出不可能なギミックしてるから。

ここはね、ご都合主義過ぎるんだよね。

脱出しようと思ったら気絶して夢オチしてるとか何なんだよ。ギミックが気持ち悪すぎる。

ゲームみたいじゃん。リスボーンみたいで現実味がない。

それを特殊な鉱物、だけで片付けているところがホントに設定不足。

なかでも中盤。岩壁を上って脱出しようと考える。だが上っている最中にまた気絶する。

僕なら岩壁が高過ぎて試みても足場がなくて落ちて死ぬ…っていう風にするな。

なんでもかんでも気絶させて「抜けられないんだぜ!ガハハ」というのが言ってしまえば馬鹿。

まぁそれいってしまったら老化促進もそうなんだけどね。

 

そんなご都合主義たっぷりの脱出不可能ギミックしてるからてっきり胸糞エンドかと思ってた。

だけどこれが違う。

 

言ってしまえば、脱出するのだ。

 

リゾート施設で出会ったお偉いさんの甥と仲良くなっていたトレント(この作品の主役サイド家族の長男)はイドリブ(長女)と童心にかえって砂の城を作っていた。だがイドリブは「もう一度脱出チャレンジしてみる?」の一言でトレントは甥からの謎解きメッセージを取り出し解読を始める。

サンゴに行けば脱出できるとわかった二人はサンゴに向かい、見事に監視の目を掻い潜って脱出する。

 

そして、持病持ちの人間に薬を投与させて老化促進ビーチにいって爆速治験実験をさせようとするリゾートのスタッフを妨害するのだ。

 

そのやり方がホントね…スカッとするのだ。ここは鮮やかすぎて思わず笑っちゃったよね。

薬が入ったドリンクを客に運ぼうとしたスタッフにトレントがぶつかり「僕ならそんなの飲まないね」と言う。

ここからリゾートにいた警察官やらが事件を暴き、治験実験を行っていたリゾートとウォーレン製薬は逮捕される。

これ絶対罪深いよな…治験実験というかもう人体実験だからなー大量殺人だよね。

胸糞で終わらない力強く鮮やかなラストに惹かれた。

 

まぁあとはスリラーというフィールドのなかでのびのびと目も当てられない展開かましていたのがよかった。

つい数時間前4歳くらいの少女が妊娠するんだからね?

グロいったらありゃしない。セックスするトレントトレントだが。

身体だけじゃなくて精神も成長していくというのがやっぱりよかったなー

特に認知症。脈絡ない言動。情緒不安定さが嫌というほど引き出されていて本当に老いるのが怖くなった。

 

あとデスゲーム感も出せていたね。

閉じ込められた際に、互いを理解する為に職業、名前を語るところとかその職業が生かされる描写だったり、デスゲーム作品にいがちな「ねぇ!一回落ち着こう?話し合いをしたら解決の糸口が見えてくるよ!」系キャラクターもいて、とてもリアリティに富んでいた。

絶対あの環境にいればああなってるよ!っていう…

 

総評

とても面白かった。スリラーとしてのグロさ、醜さから出る面白さがほとんどだったがラストの成敗エンドはそれらの面白さを一新させるインパクトがあった。

必ずしもスリラー映画は胸糞エンドではない。

っていうことだね。

もう『ミッドサマー』といい、『クリーピー/偽りの隣人』といい『ビバリウム』といいみんな胸糞エンドなんだから!

もう!ぷんぷん!

 

【映画】ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ

TSUTAYAで新作『ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ』を借りて観たからそのレビューをしようと思う。

 

 

 

あらすじ

「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生し、彼と共同生活を送る地球外生命体<シンビオート>のヴェノムは、食欲の制限を強いられストレスの毎日を過ごしていた。そんな中、未解決事件の真相を追うジャーナリストのエディは、サン・クエンティン刑務所である死刑囚と再会する。その男の名はクレタス・キャサディ。これまで幾度となく猟奇殺人を繰り返し、収監されたシリアルキラーで、彼には死刑執行の時が迫っていた。「私の秘密を教えよう」と不気味にほほ笑み、エディに対し異様な興味を示すクレタス。突如その時、クレタスはエディの腕へと噛みつき、エディの血液が普通の人間とは異なることに気づく……。死刑執行の時、ついにクレタスはカーネイジへと覚醒――。世界を闇へと変えていく。

(公式ページより抜粋)

 

レビュー

面白かった。前作を超える面白さ、期待値超えるミッドクレジットを秘めた映画であった。

 

流石にわかっていると思うが、ヴェノムというのはスパイダーマンヴィランでシンビオートという寄生生物である。

1作目は記者のエディとヴェノムの出会い、そしてヴェノムと同時期に地球にきたシンビオート界の隊長、ライオットとの戦いを描いていた。

2作目はカーネイジとの闘いを描いている。

僕自身、そのカーネイジもライオットみたいな感じの設定なのかなと思ったら結構あっさりした設定で意外だった。

ようするにヴェノムの触手を服役中の死刑囚、キャンディが噛んだことで出血し、飛び散った血をキャンディがなめたことでできたらしい。

なるほどなーという感じでキャンディにカーネイジが宿る描写が凄くよかった。

まぁ安定のCGクオリティだよねここは。

 

で、今回はバディ愛にフォーカスした話でもある。

エディとヴェノムはキャンディにヴェノムが攻撃しかけたことで喧嘩し、バディ解消する。

一方で今回の敵、キャンディは施設に収用された音波能力をもった女、シュリークと恋人関係。

相棒としての関係vs永遠の愛を誓った関係のこの対比がとれていてとてもよかった。

一方でキャンディとカーネイジとの関係はというと持ちつ持たれつという関係かな。ヴェノムとエディほどではないが協力関係としては十分成立している…みたいな。

そこら辺もヴェノム&エディとは違っていてとてもよかった。別の主人公をみているような気分になれた。

今回日本ワードでてきて凄く好印象なんだよね。

キャンディの台詞に対して「それって俳句?」というシーンがあるのだが英語でも「is it haiku?」といっていてちょっとびっくりしたよね。

腐女子風にいうと「急な日本ワードは心臓もたない!」。

あとヴェノムが他人に寄生してエディに「サヨナラ!」というシーンがあるのだがこれも英語で「SAYONARA!!!」と中指たてながら言っていたのは抜群に面白かった。

まぁあとはヴェノムの可愛さよね。

エディの一挙一動にうじうじ言ってるのが最高。

例えばエディがキャンディの取材をするとき。

 

エディ「録音させてもらう」

ヴェノム「俺のメモリーは大容量だぞ」

エディ「スッ……(録音機を檻に置く)」

ヴェノム「おい!無視かよ!!!!」

 

とかね。かまちょなヴェノムが最高に面白いんだよね。バディ解消したとき、口では「エディ嫌い!」といっておきながら「エディにもこの景色みさせたかったな…」と呟くところとかね。

なんやかんやいって前作よりも可愛さ全開でみていてとても楽しかった。

あと終盤のバトルね。

結婚式場で戦うのはシュリークとキャンディの設定だからだと思っていたんだけどもっと別の意味があったんだね。

結婚式場の鐘よ。おっきい音がシンビオートは無理なのでカーネイジとヴェノムは引っ込む。するとキャンディとエディの殴りあいになる。

鐘を介して戻って、もみあってはシンビオートが宿る…みたいなこの行き来するバトルがとてもよかったね。

 

あとはミッドクレジット。

スパイダーマン/ノーウェイホーム』みる前にみればよかったと後悔したよね。

ノーウェイホームのミッドクレジットで「あ、ヴェノムきてたのね!」と思ったのだがその世界線に来たきっかけを描いてくれたのは非常に嬉しかった。

あとところどころスパイダーマンの存在をほのめかしている描写もね。

カーネイジがスパイダーマンと同じ赤だからヴェノムが萎縮してしまうところとかね。

マルチバースのシンビオートの記憶も共有されているらしいからなせる設定だけど素晴らしくよかった。

 

もっと長尺でもいいのになーと思った。

そんなにやることなかったのかな。

面白すぎて体感が早かったというのはあるが、でも1時間37分は短かったな…。

 

あとシュリークの音波能力がマリガン刑事に宿る設定はなんなんだろうな…。

宿らせる意味ってあるのだろうか。マルチバースにきてトム・ホランドスパイダーマンと戦うの?

うーん…そこの意図はちょっとよくわからなかったな。

 

総評

抜群に面白くて「もっとやればいいのに!」と思ってしまう映画であった。

このヴェノムは結局のところ良いやつだからスパイダーマンと手を組む可能性は十分にあるのだが、一方で「マルチバースのヴェノムの仇をとるんだ!」と敵意むきだしにする可能性もある。

だがその場合エディが赦さないと思うが…そこは見物である。

とりあえず今後のSSUに期待しようかしら。

ん?モービウスは?ああ…そんなのもあったね…(遠い目)

今期観る予定のアニメ

今日は今期みる予定のアニメを挙げていこうと思う。(1話は視聴済み)

 

パリピ孔明


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渋谷で出会った月見英子の歌に心を奪われた諸葛孔明は、英子の軍師として仕える。
そして・・・。
天才軍師の圧倒的無双を誇る知略計略が音楽シーンに新たな伝説を誕生させる。

原作はヤングマガジンまで勢力拡大中の「パリピ孔明」を、まさかのP.A.WORKSがアニメ化。
諸葛孔明役は、三国志のキャラクターを数々と演じてきた置鮎龍太郎
月見英子役は、本渡楓と歌唱パートはネットで絶大なカリスマ性を誇る歌い手96猫によるダブルキャスト

予測不能の畳み掛ける驚きの知略計略。圧倒的な心揺さぶる音楽と歌。
溢れる爽快感と止まらない疾走感で贈る
笑えて!エモい!メンタル復活系エナジーエネルギッシュTVアニメが2022年爆誕

(公式ページより抜粋)

 

期待値☆☆☆

転生もの。三国志劉備の軍師として数多の伝説をもつ諸葛孔明が現代に甦り、その知力を遺憾なく発揮するという単純な話。

現在2話まで放送されたのだが、2話で結構期待値が下がった。

諸葛孔明が音楽に触れ、BPMやら色々なことを知っていくのが個人的に好きだったのかな。ギャグセンスもそれなりにあり、歌声の透明感やCGに頼らない動作が凝っていてとてもよかったのだが肝心な孔明の手腕がちょっとインパクトがなかったかな。

あんな感じで孔明の過去の逸話にちなんだ形で歌手の月見英子をプロデュースしていくと思うのだが一本取られた感があまりない。

地形とかで策略めぐらしているのが軍師だからこうなるのは仕方のない話なのだが何かこう……笑ってしまうくらい鮮やかなやり方をしてほしい。

今後に期待。

 

勇者、辞めます


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魔王軍の侵攻から世界を救った勇者レオ。
しかしその強さは平和な世を迎えた人間にとっても脅威となり、
ついには聖都から追放されてしまった。
地位も名誉も居場所も失い、
彷徨う勇者が行き着いた先は
――ボロボロの魔王軍!?
人への恨みか自暴自棄か、魔王に正体を隠しつつ、
四天王と共に軍の立て直しに挑むレオ。
引退勇者の大仕事、その先に待つものは......?

(公式ページより抜粋)

 

期待値☆☆☆☆☆

もともとこのアニメ、録る予定なかったのが正直なところ。

偶然リアルタイムで1話観たら面白くて思わず毎週録画してしまった。

もともと勇者とか魔王とかでてくる作品があまり好きじゃない。設定が陳腐だしその手の捻ったネタはありすぎて嫌になったっていうのはある。おまけに最強系。わけわからん魔術や技使って相手を「ふぇえ…」とさせるはいいもののその術や技が全くわからず身内ネタみたいになってしまうのが多くて僕はそこまで好きじゃない。

まぁ本作品もその系統なのだが、負傷者だらけの弱体化した魔族を改革していくそのストーリーが単純に好きだから観ている。

オーバーロードもそういう内政的な部分が凄く好きで。本作品にも似たような雰囲気を感じたよね。

各話を通して仕事の極意を伝えていくスタンスなのかな。2話目から大体そんなことが感じ取れる。

このスタンス、凄く良いと思う。

というかハッとさせられるんだよね。別段経営者でもなんでもないんだけど純粋に観ているから話全体の組織の欠陥部分に目を凝らしてみてないんだよね。

だからそれを解決する勇者の台詞がかなり腑に落ちる。

組織の小さな部分から改善していくストーリー性、そしてそれらを通して主人公が伝える仕事の極意が好きで毎週楽しみにしている。

その割に主題歌と雰囲気がシリアスなのがちょっとよくわからない。ギャグセンスもほどよく効いていて話自体、そんな戦争してないからほのぼの系でもいいかもだけど今後の展開的にシリアスにしているのかな。

ここは長い目で観ていこうと思う。

 

ツルネ


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「弦音」=ツルネ

矢を放ったときに鳴る弦の音。

射手にとって美しい弦音を響かせることは喜びであり、その美しい音は人の心をとらえて離さない。

同一人物が、同じ道具を使ったとしても同じ弦音を発することはできず、まさに一期一会。

一射一射が、人生に一度の、〈出会い〉と〈別れ〉である。

鳴宮湊にとって、弦音が全ての〈出会い〉の始まりだった……。

果てしない弓の道を歩み始めるのは、若葉のように瑞々しい高校1年生の少年たち。

彼らは弓道を通して一生に一度、かけがえのない経験をし、〈仲間〉を手に入れていく。

(公式ページより抜粋)

 

期待値☆☆☆

は"な"て"!!というコブシが効いたopでお馴染みの作品ですね。再放送で数年前にNHKあたりでやっていて、映画がやるということでアニメをやっているのかな。

1話見終わったのだが京都アニメーション流石だね。ずっと魅せているんだよな。

主人公たちと対面させるまで顔全体をみせず、口元だけ、目元だけなどの顔のパーツ一部分を見せてどんなやつなのかという人物像や興奮を視聴者に与えているのが結構上手いなーと思った。

あと優しい作画してるね。弓道の放つ空気とマッチしている。

ただ1話の情報量が多いなという印象。

なぜ早気してしまうのか。母が他界しているとか、結構訳ありなんだなと思うのだがそれらの一つも説明していない。

ここら辺はみていかないとわからないやつだね。

追々みていこうかなと思う。

 

盾の勇者の成り上がり(2期)

 


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ごく普通の大学生・岩谷尚文は、
四聖勇者の一人「盾の勇者」として異世界に召喚される。
冤罪によって数々の迫害に遭いながらも、
大切な仲間であるラフタリア、
フィーロ、メルティと力を合わせ、
世界を脅かす災厄「波」から人々を守ってきた。

尚文はその活躍とメルロマルク女王の助力によって
名誉を回復し、自らの領地を獲得。
再び訪れる波に対抗するための準備を進めるのだった。

しかし、メルロマルクの東方にある霊亀国で
未曾有の災害をもたらす魔物「霊亀」の復活が確認される。
女王から霊亀討伐の依頼を受けた尚文は、
新たな仲間リーシアを加え霊亀国へ向かう。
連合軍が集結する中、突如として尚文の前に現れたのは、
霊亀国国王の側室にして摂政のオスト=ホウライだった。

彼女から霊亀を不正に復活させた者の存在を知らされる尚文。
果たして霊亀を討伐し、
黒幕へ辿り着くことはできるのか―。

大切なものを守るために、盾の勇者が再び立ち上がる。

(公式ページより抜粋)

 

期待値☆☆☆

待ちに待った2期なのだが待ちに待ってた時期をもうとうに越えてしまい、あまり内容は覚えていない。

だけど登場人物は結構一期で登場していたキャラクターがまた出ているから把握が早かった。

まぁでも、やはり一期と二期との間がかなり大きいから履修するのをオススメする。

一期から二年くらい経っているというのもあって作画も何か良くなっている。

面構えがよくなっているというな何というか。

ただopや戦闘シーンの陳腐さが目立つ。

ストーリー重視でそこまで戦闘シーンに力入れてないのかもしれないがもうちょいがんばってほしいというのが感想。

まぁ改善しないと思うしストーリー重視ならそれでも良いと思うんだけど個人的にはあとで一挙見地獄になりそうで怖い。

 

処刑少女の生きる道


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かつて日本から訪れ世界に大災害をもたらした《迷い人》。

彼らは過去に世界を滅ぼすほどの厄災をもたらしたことから「禁忌指定」となり、人知れず処刑する必要があった。

《迷い人》の処刑を生業とする《処刑人》のメノウは、ある日、日本人の少女・アカリと出会う。

いつものように任務を遂行しようとしたメノウだが、アカリの“とある能力”により失敗に終わってしまう。

アカリを確実に処刑するため、彼女を連れて、いかなる異世界人をも討滅可能な儀式場があるというガルムの大聖堂を目指すメノウ。

殺されるために旅をしているとは知らず純粋に楽しむアカリの姿に、メノウのなかで何かが変わり始めていた。

──これは、彼女が彼女を殺すための物語。

 

期待値☆☆☆☆☆

今期『勇者、辞めます』と同じくらいの期待値があるアニメ。

王道の異世界ファンタジーで転生要素もある話なのだがこのアニメが他のアニメと一線を画しているのは「転生してきた人間を抹殺する物語」というところ。

転生してきた人間を客観視する話はありそうで今まであまりなかったのだ。

そして転生してきた人間をネガティブにみているんだよね。

転生者の知識を使って世界は発展している。どうして日本人だけが転移するのかは最大の謎だが、そのおかげで日本語が第一言語になっておりいたるところに漢字表記のお店が立ち並んでいる。

日本人限定なのはホントに謎だが、そのおかげで転生ものでよく感じる「どうして言葉通じてんの?」という疑問は鮮やかに解消されている。

転生者によって文明が発達している世界なのだが、一方で転生者はお馴染みチートステータスを乱用する傾向があるらしくそんな転生者を処刑人メノウが抹殺しているとのこと。

このチートステータスは純粋概念とよぶらしく前世の業とか関係しているのかな…?

だがこの話はそこまで転生者を出してこないスタンスなのかもしれない。

話自体、「不死の純粋概念をもつ転生者を殺す」にフォーカスした話だからほかの転生者とはあまり戦わないのかも。

だが、プログラミングの世界観を持ち込んだ魔法エフェクトとか凄く性癖に刺さったから間違いなく今期期待値マックスのアニメ。

 

ラブオールプレー

 


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"時速400km"で走り抜ける一度きりの青春、試合開始(ラブオールプレー)

いま青春を過ごすキミも、かつて過ごしたあなたも。誰もが胸をアツくする、青春バドミントン部!

「ラブオールプレー!」全てのバドミントンのゲームはここから始まる。

スマッシュの初速が400キロを超える世界最速のスポーツ!

シャトルを追いかけ続け、青春をかけるバドミントン部の高校生。仲間とぶつかり合い、家族に支えられ、切磋琢磨していく。

青春時代の甘酸っぱさ、

爽快感、透明感…

熱き想いを音速の羽根(シャトル)に乗せて僕たちの青春、いざ始まる────

(公式ページより抜粋)

 

期待値☆☆

バドミントンアニメね。そこまでないんだよね。『はねバド!』しか記憶ない。

はねバド!』は、かつて天才少女といわれた女の子がやめていたバドミントンを部活で始めて他校の選手を倒していく…みたいな感じだったが『ラブオールプレー』の主人公はあまりステータス高くはない。

経験者でバド強豪校にスポーツ推薦で声がかかる実力なのだが高校で現実を知っている感じだから実力者であるものの、素人よりの経験者とみて良いと思う。

現に、高校でシャトルケース倒しをやっているからだ。

僕自身、バド経験者なのだがこの手の練習はかなりやりがちな練習。

だって狙ったところに打つという点では効果的なんだもん。

僕の高校も地域では強いよねといわれる高校だったんだけどそれは女子で。男子はほとんど素人なのだがそれでもこの練習は1年次にやった気がする。

もっと強豪校ならではのキツメトレーニングをやってほしいところではある。独創性がもっと欲しいと思った。

そして『はねバド!』よりも製作年おそい割にバドミントン描写手を抜いているんだよな…

集中線や「やぁああああああ!」っていいながらラケットふればいってもんじゃないのよ。

ラリーをもうちょっとしっかり捉えてほしい。

その点はねバドは凄まじかった。一球一球にかける熱意、汗したたるフィールド、緊迫感。バドミントンの試合全てを精巧に再現しているんだよ。そこに常人とは違う天才さを出している。

はっきりいってこのままだと『はねバド!』が製作年遅いのかなと思ってしまう。

まぁ土曜の午後18時とかそこら辺だからターゲット層は限定されてると思うのだがやるならしっかりやってほしいなというのが正直な感想である。

 

SPY×FAMILY

 


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世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。
東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。

西国の情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉所属である凄腕スパイの〈黄昏(たそがれ〉は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。

その名も、オペレーション〈梟(ストリクス)〉。

内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。

〈黄昏(たそがれ)〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。

だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった!
3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。

ハプニング連続の仮初めの家族に、
世界の平和は託された――。

(公式ページより抜粋)

 

期待値☆☆☆☆

珍しく僕が原作みているアニメ。

とにかく僕が伝えたいことは「笑いあり、涙ありの満足感高いアニメ」ということ。

1話の段階でだいぶ高いクオリティを出してきたね。戦闘描写にもちょっと期待できる作画だったしサウンドもエモーショナルな雰囲気をみごとに出せている。

それに字幕ね、あれを取り入れたのは賢い判断。

口頭では理解しにくい作品なんだよね。用語が割とあるからもし序盤で「え?なんて?」と思った人は速やかに字幕でみることをオススメする。

ちなみに☆が一つ欠けているのはもう後々の展開知ってるということね。理不尽で申し訳ない。

 

くノ一ツバキの胸の内


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人里離れた山の奥深くで、
とあるくノ一集団が暮らしていました。
その集団の名は、あかね組。
個性豊かなくノ一たちが複数の班に分かれ、 互いに切磋琢磨しながら己の術を磨いていたのです。
そんなあかね組には、“男性との接触禁止”という、 絶対に破ってはならない鉄の掟がありました。

あかね組・戌いぬ班の班長である見習いくノ一のツバキは、 組の長おさも認める忍術の使い手で、周囲からも信頼を寄せられる筆頭格でした。

しかし、ツバキにはどうしても気になることが。
それは、これまで見たことも、
触れたこともない“男”のこと。
一度、お会いしてみたい――
考えれば考えるほど、止まらない胸のうずき。
あぁ、このキモチ、どうしたら良いのですか!?

からかい上手の高木さん』の作者が送る、 “男子禁制”くノ一コメディ漫画が、待望のアニメ化!
純情可憐なくノ一たちの、ほのぼのキュートな日常、はじまります。

(公式ページより抜粋)

 

期待値☆☆☆

からかい上手の高木さん』作者の作品なんだね。やっぱり日常系。

これ、そもそも突っ込みどころが多いんだよな…なにせくノ一がどの家にも所属してないってのが本当に謎。

それに女の子しかいないのもね。お前らなぜここにいる問題が半ばある。これに関しては捨て子だったりしてどうにでもなるけど結構不思議な作品だなと思った。

あと1話の最初が4話とか5話の入り方で困惑した。「え、これもう1話やっちゃったの?」と1話をみて思ったね。

そして恋愛はせず、ただただ男を一目みたいという乙女心を燻らせるだけの話なのかな。

それでもいいけどいささか飽きがでそうな話である。

まぁでもからかい上手の高木さんさんもそういう一話完結型で面白くなっているからそこは大丈夫なんだろうけど。

そういうのもあって期待値はやや低めである。

 

総評

と、まぁこんな感じで今期はみていこうと思う。

無論、面白くなければ打ちきりということもあるのだが僕の打ちきりラインは「マジで面白くなくてみるのしんどい」っていうときのみだから、面白くなくてもとりあえず見る。そして批判しようと思う。

一つずつ作品の総評をブログにあげれればいいかなと思うからとりあえずみることに専念しようと思う。

【映画】身代金

午後のロードショー『身代金』を観たからそのレビューをしようと思う。

 

 

リスクを伴う危険な取引など日常茶飯事の実業家トム・ミューレン(メル・ギブソン)。しかし9歳になる一人息子が誘拐され、FBIの救出作戦が失敗に終わったとき、彼は人生で最も危険な賭けに出る。

(Amazonより抜粋)

 

レビュー

かなり面白かった。描けることを全部描けている、よくできた映画であった。

 

身代金、というワードから予想できる通りこの作品は誘拐をメインにした話である。

メル・ギブソン演じる実業家のトムがある日目を離したすきに息子を誘拐され、そんなこんなで息子を取り返し、計画ミスって雲隠れしようとする犯人を取っ捕まえるというのが大体の流れ。

物語はトムが主人公なのだが誘拐犯側も序盤から描かれていたから割と俯瞰的な作品だと思った。

誘拐犯は私怨でやっている描写があったのだが忘れた。ここは弱いか、はたまた僕のリスニングミスなのかはわからない。

でも僕はそこに関しては割とどうでもよいと思ってる。私怨であろうとも、大金であろうとも。

まずね、警察官が誘拐の主犯っていうのが面白い。ここが最初の面白ポイント。

セルラー』とここは似ているんだよな。実は警察が黒幕っていう。展開はこっちの方が早めだったから製作側はこれを真の面白さとはみていない。

そんな警察官がトムと電話を通して心理戦を行っていくのだが、トムは警察官にこう尋ねる。

 

「どうして俺を狙ったんだ」

 

これに対して警察官は

 

「あんたはトラブルを金で片付ける男だろ。そういうやつならやってくれる。必ず払ってくれる。」

 

トムのステータスには賄賂がある。冒頭のホームパーティー中に記者に凸られているところからそれはうかがえる。どうやら自身が裏金を渡した人間が捕まり、刑務所にいるらしい。

トラブルを金で片付ける人間なら今回の誘拐も金で片付けてくれる。

犯人が狙うにはもってこいの動機だね。ここの論理が個人的に整っていてよかった。

 

そしてこの作品は後半でスタイルが真逆になる。

身代金が懸賞金になるのだ。

最初からやれよ!とは思うのだがまぁそこまでのキレ者だったら面白くないよねということで。

予想もしなかった行動に主犯格の警察官大ピンチ。

「追い詰められる者」が「追い詰める者」になり「追い詰める者」が「追い詰められる者」へと変わるこの展開がかなり良かったね。

誘拐犯たちは「息子マジで殺すぞーー?!」と脅しのレベルをあげるものの、結局一線は越えられず。トムの妻を呼び出し、「懸賞金をとりやめて身代金を払え。じゃなきゃお前を殺すぞ!」と言うが結局トムの意向は変わらず皆で逃げることにするのだが追い詰められた警察官は警察官として誘拐犯をしめあげ、自分が息子を救ったということにする。

 

そしてここから。警察官は高飛びするために懸賞金を手に入れる必要がある。だから予定前倒しでトムのところにくる。息子の命の恩人ということで歓迎する。

ここの会話が好きでさ。

 

警察官「なぜ身代金を払わなかったんですか?」

トム「あいつらは人間のクズだ。やつらが約束を守るはずがない。信用できるなら大金をあげるがあの犯人には、ダメです」

 

賄賂してたお前が言う?っていう。まずそれが込み上げてくる。警察官もなかなか顔を曇らせて返答してるっていうのがよかった。

息子は警察官を知っているからお漏らししてしまうのだがそれを信じて切手のサインをあえて間違えたのはよかった。まぁバレるんだけどここら辺の警察官とトムの視線のやりとりだったり会話の繋ぎがぎこちなくて緊迫感があったね。

 

結局送金することになり銀行で手続きしたが警察が警察官を任意同行しようと迫り射殺しトムともみあいになる。

結局警察官は隠していた銃をとろうとしたところをうたれ死ぬのだが真によいところはこの後。

 

トムも逮捕されるってとこね。

 

まさに勧善懲悪!どんなにパパ面していても賄賂をしているあたり罪の重さは違えど警察官と同等。

そこをしっかりと理解して描けていたので「はぇーーー」と感嘆したね。

別段犯人捕まえてわっしょい!で終わると思いきや、やっぱり良き父親像として終わらせないのが素晴らしかった。

 

そういった点では凄く人道的な映画なのかな。罪の重さ違えど悪人は等しく罰せられる。

それを再認識させられる映画であった。

 

総評

満足のいく映画であった。「身代金」というタイトルの反転、そして真犯人との掛け合い・会話。それらが洗練されていて見応えがあった。

 

ここ最近「面白い」というのがよくわからなくなっているのが本音で。

どういう観点で判断すればよいのか見失っていたのだがこの作品はかなり面白かったと断言できる。

不朽の名作だねこれ。

 

今何かこれと似たような設定のドラマやってるよね。日曜劇場の。

『マイ・ファミリー』だっけ?1話見忘れたからTVerで見よ……。