【小説】俺は知らないうちに学校一の美少女を口説いていたらしい 1巻
どうも、wataizuです。
今日は僕個人の話は抜きでいきたいと思います。
中々に面白かったので早速レビュー行きましょう!
今日レビューする作品はHJ文庫の作品『俺は知らないうちに学校一の美少女を口説いていたらしい』です。
趣味の読書を通じて友人になった学校一の美少女・斎藤玲奈と田中湊。湊は玲奈との間で悩むとバイト先の先輩女子に恋愛相談をする。でもなぜか彼女の顔は真っ赤で……
という本作品。
すこぶる面白かったです。
恋愛ものによくある想い人の名前を伏せながら想い人の話をする「あれ」。ひげひろにもありましたね。
あの要素がてんこ盛りの作品です。
っていうのも、お気づきかと思いますがこの美少女と先輩女子は同一人物なんですよね。で、相談してくる内容はいつも自分とのことなので頬を赤らめるんですよね。鈍感系主人公もいいところ!ホントにデレデレさせるので見ているこちらもニヤニヤしてきます。
今回は一巻ってのもあってヒロイン側が学校での主人公とバイト先での主人公が同じだということに気付くまでがかなりありました。でもその気付かない期間も中々に面白くて。「お互いにお互いのこと話してんじゃん!」っていうことが何度かあるのでそういうのが好きな方にオススメです。
恋愛の展開に関しては王道ですね。むしろ天候とか台詞や描写で「あ、こういう展開だな」というのが一瞬で分かるのですがそれを主人公とヒロインの両視点で描いているのがとても良かったです。
特にヒロイン。いいですね。バイトで自分とのことについて相談されてデレるのもいいし、あらゆる展開において主人公に徐々に心を開き、そしてそれが恋心へと変化していく流れが王道なのですが緻密に描かれていて可愛さ・乙女らしさが全面に出せていました。
主人公と友達との会話のテンポもちょうどいいです。
本作品はニヤニヤとドキドキが止まらない作品となっています。
展開に関しては本当に王道なので近年の恋愛ものと比較して少し刺激的でした。
久しぶりの恋愛系でしたが一気に読めるぐらい面白い作品なので気になった方は是非、調べてみると良いかもしれませんね!
では、おやすみなさい。