こんばんは、wataizuです。
今日SPECの映画を見たのですが途中でリタイアしてしまいました。
小ネタを挟んでくるのですがその小ネタが視聴者を置いてけぼりにするので腹が立ってきましたね。
ドラマの尺だとギリギリ許せるのですが映画の尺だと流石に耐えられませんでした…
今日レビューする映画は『スーサイド・スクワット』。
スーパーマンのような超人が人類の脅威になった時に備え、米国政府は服役中の悪党たちによる特殊部隊「スーサイドスクワット」を結成。減刑に釣られた悪党たちは、命令に背いたり任務に失敗すれば体内の爆弾が爆発させられるという状況で戦いに臨む………
本作品はマーゴット・ロビー扮するヒロイン、ハーレイ・クインが劇場公開前に話題沸騰しましたね。セクシーかつクレイジーな振る舞いを見せていたからですかね。
そんな本作品の最大の魅力は全員"悪党"というところでしょうか。
善行をするヒーローの話が多いアメコミ映画としてはかなり異色な作品になりますね。
正直、あまり面白くありませんでした。
まずは展開。盛り上がりに欠けていたという印象です。
中盤。本作品の敵である魔女、エンチャントレスの作った雑魚を片付ける展開が続くんですよね。ただ淡々と倒していく。苦戦もせず作業的に倒していくところが残念でしたね。正直言って退屈でした。
せめて雑魚のなかに難敵がいたりとか、そういうひねりのある展開が欲しかったです。
チームメンバーのキャラクター性。
個人的にもうちょっと悪人要素が欲しかったです。登場人物に優しさが結構見られたのが気になりました。
本作品で本当に悪党をしていたのはジョーカーなんじゃないかと思ってしまったほどです。
物語としてギリギリ成立するくらい悪人要素強めでも良いんじゃないかというのが最終的な感想です。
でもその割には政府の人間が彼らよりも悪党をしていたのが腑に落ちなかったです。「いや、お前がワルでどうするんだよ」と思ってしまいました。
しかしながらCGがかなりよかったです。
特にエンチャントレス。
エンチャントレスは魔女なのですが憑依する形で存在しているんですよ。普段は人格を表さないのですが憑依されている人間が「エンチャントレス」と名前を呼ぶと人格が出てくるというキャラクターです。
その人格が変わる演出がかなりかっこよかったです。エンチャントレスの瞬間移動とか「おぉ」と声を漏らしてしまうほど迫力あるので必見です。
また回想にヒーローが登場していたのがかなりよかったです。
今回の作品のメンバーたちがどのような経緯で逮捕されたかを映すシーンがあるのですがヒーローをわずかな時間ではありますが登場するんですよ。そこが贅沢で面白かったです。
魅力の一つであるハーレイ・クインですが可愛かったです。バット片手にセクシーかつクレイジーに振る舞う彼女に必見です。
気になった方は是非、調べてみるとよいかもしれませんね!