こんばんは、wataizuです。
今日髪を切りました。
ちなみに僕はおしゃべりなので美容師と話せない人の気持ちがわからないんですよね。
いつも美容師の方と放送されているドラマについて話しあっているのですが同じドラマ見ていると結構話に興がのってくるんです。
でも今日そのなかでちょっとした変化があって。
饒舌になっているんですよ。
言いたいことが渋滞してしまって上手く内容を纏められなかったかつての自分とは違い、「相手にどうやったら伝えられるかな」というのを一番に考え、言いたいことを割りきったり、逆に具体的に説明できていたことに驚きましたね。
これもブログを始めた影響なのかな……なんて思いました。
継続は力なり!
今日レビューする作品は『カメラを止めるな!』。
とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた。本物を求める監督は、なかなかOKを出さず、撮影は長時間に達していた。そんななか、撮影隊に本物のゾンビが襲いかかる。監督は大喜びで撮影を続け、スタッフは次々とゾンビになっていくが……。
(U-NEXTより抜粋)
作品紹介
本作品は日本で製作されました。製作年は2018年。
製作会社は監督・俳優育成スクール、ENBUスクール。その7作目になります。
そんな本作品は予算300万円というB級映画ながらもSNSのロコミ効果で全国公開へと拡大し、国内及び海外の映画賞を数々受賞。2018年の邦画興業収入ランキング7位になったヒット作品です。
ミシェル・アザナヴィシウス監督でフランス版リメイク『Final Cut』が2022年公開に向けて製作されています。
それではレビューにいきましょう
レビュー
内容
タイトル伏線2つ用意する上手さ。
『カメラを止めるな!』の有名なシーンは監督がこちらに向かっていう「カメラを止めるな!」というシーン。
「あーここでタイトル伏線回収か」と思いきや、もう1つあるんですよ。
前半と後半で伏線回収の内容が違うのがそこが巧みで面白かったですね。
コメディ要素が薄い。
コメディという点では少々パンチがなかったですね。
同じ手法で笑わそうとしているんですよね。
「その下りもう要らないよ」と思うシーンがいくつかありました。
終始薄ら笑いで終わってしまうのが何か物足りなかったですね。
キャラクター性
登場人物個性的すぎ。
クセ者も良いところ!みんな個性的すぎるんですよね。
酒好きで手が震えている人だったり、演技に夢中になると我を忘れて役になりきってしまう人だったり、ねちねちスタッフに注文してくる人だったり。
変人揃いの登場人物達なのですが、それがかえって作品の面白さを引き立たせているんですよね。
むしろそういうキャラクター設定だからこそこの作品がここまでの人気を得ることができたのかなと思いました。
各々の個性が作品の至る場面で痕を残しているのでそこがとても面白かったですね。
演出
登場人物の関係の映し方が分かりやすい。
例えば序盤。
ゾンビ映画の主演女優と俳優が休憩中に階段を上るシーンがあるのですが俳優側が「今日行っていい?」と女優に尋ねるんですよ。
それに対して女優が人目を憚りながら頷くところから主語に「家」がなくても2人の関係が恋人関係だと分かるんですよね。
即座に見る側を理解させるような映し方が個人的にとても助かりました。
描写がB級映画にしてはグロテスク
あれ、血糊ってこんなにリアルなのかな?なんて思うくらいグロテスクでしたね。
映像自体を暗くしているのもあって余計ゾッとしましたね。
また腕や顔がとれる演出もなかなかリアルでしたね。
数秒だけしか出てこなかったのですがそれによってあまり凝視できなかったので作り物感を覚えることが出来ませんでしたね。
それがかなり良かったです。
エンドロールも楽しめる。
撮影裏を映してくれるんですよ。それもただの撮影裏じゃなくて。
撮影裏の撮影裏なんですよね。
本編のネタバレを踏むことになるのでこの辺にしておこうと思いますが、「こうやって出来ているのか!」と裏側を知ることができるので飽きることなく全部見ることができました。
総評
B級映画にしては構成・演出様々な点でとても優れていたので楽しんで見ることができましたね。
一世を風靡した理由、分かる気がします。
気になった方は是非、見てみるとよいかもしれませんね!
余談
何か2作目も出しているんですけど逆にこれは見る気になれないんですよね……
こういうのは1作目で留めておくのがいいんだよなぁ
カメラを止めるな!はAmazon primeビデオにもありますので是非↓
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タイムトラベラーであることを絶対的に証明する方法ないかな……
— わたいず (@wataizu_main) 2021年8月31日