こんばんは、wataizuです。
連日の雨。キツいですね……
降るならずっと降ってほしいんですよね。なのに午後になると止むとかちょっと人としてないです(そもそも人じゃない)
自転車で登校をしたいんですよね。電車やバスと違って時間に束縛されないので帰りたいタイミングに帰ることができるんですよね。
雨の日は濡れるので仕方なく電車で行っているのですが最近そういう時に限って帰るとき雨止んでいるんですよね。
わざわざ電車で行った自分が馬鹿らしく思いますね!
天気さんには是非とも一貫性を持って欲しいと願う今日この頃ですが今日もブログ更新していきたいと思います!
今日はちょっと毛色が変わった映画です。
作品名は『SNS─少女たちの10日間─』。
巨大な撮影スタジオに作られた3つの子供部屋で、幼い顔立ちをした3名の女優はSNSで12歳のふりをするという任務を与えられた。連絡をしてきた全ての年齢の男性とコミュニケーションを取る女優たち。やがて児童への性的搾取者が徐々に姿を現し始める。
(U-NEXTより抜粋)
今日はこの順番でレビューしていきたいと思います。
作品紹介
本作品はチェコで製作された映画です。製作年は2020年。
あらすじで察した方もいる通りこの映画のジャンルはドキュメンタリーです。
性的搾取者をSNSを通して炙り出していく本作品は反響が凄まじく、そのレベルはチェコ警察が捜査素材として作品の提供を求めたほど。
コンタクトを取ってきた成人男性の多くがビデオセックスを要求するなど衝撃的な現実に言葉を失う。
それではレビューにいきましょう。
レビュー
内容
ただ闇の側面を映す映画ではない。
皆さんにはまずこれを念頭に置いてもらいたいなと思います。
確かにこの作品はSNSの闇を全面的に映しています。
ビデオ通話で最初に映った画面が男性器…みたいなことがざらにあります。多くの男性が裸の写真を求めてきます。なかには脅迫してくる人もいます。
でもそれだけを映す映画ではなくて。
それだけが「SNS」ではなくて。
なかにはそれは悪いことだと言う大人もいるんですよ。
是非ともその人の言うことは本編を見て欲しいのですが他にも専門家の意見などを通してSNSの付き合い方だったり、人との付き合い方を再認識することができるのでただSNSの悪いところばかりを映すだけだと思っていた僕にとってはかなり面白かったです。
女優達の表情が繊細
今回起用された女優には女優らしいことはあまりさせていないんですよね。
偽アカウントでビデオ通話中も別端末で指示が送られるのですがそれを自分の言葉として相手に伝えられているんですよね。
感情を飾らずに言葉を乗せているのがフィクション映画とは違ってとてもリアリスティックでした。
そして反応。
男性器とか自慰行為を一方的に見させられて喜ぶはずがありません。
拒絶反応もこれまたリアルで。
でもちゃんと間違っていることを間違っているといってくれる大人の言葉に涙を流すんですよ。
置かれた現実を前にした彼女達の表情もまた見物かなと思います。
総評
とても有意義な映画だと思います。
日本は学生へのスマホ管理が教育や家庭の認識が徹底されている為、チェコほどではないと思います。
でも事件があるのは事実で。
つい最近でもありましたよね。出会い系サイトで出会った女子高生が連絡を取っていた男の妻に殺されたという事件。
出会い系サイトのトラブルはこのように山ほど起こっています。
その対象のほとんどは未成年。
この映画は未成年に見て欲しいです。
そしてもう一度SNSのつきあい方について見つめ欲しいです。
僕自身男ではありながらSNSの類のものとのつきあい方を今一度考えてみようという気になれました。
未成年が見るだけでだいぶ性的搾取者からの被害は少なくなると思います。
気になった方は是非、そのまま見るとよいかもしれませんね!
余談
おじさん、若い人とおしゃべりするのが好きといっているくせに「今何しているの?」と訊かれて「磨いているだけだよ」と意味深に答えているのは笑った。
Amazon primeビデオにもあるので是非↓
Twitterやってます!こちらもよかったら↓
カノジョも彼女は見たらハマりそうだからスクールデイズと似たような作品という前時代的先入観を保ったまま放置しておこう
— わたいず (@wataizu_main) 2021年9月2日