【映画】ナイト&デイ

皆さんは、好きになった人間が逃亡中のスパイだとしてもついていきますか?

 

どうも!wataizuです。今日レビューする映画はそんな恋心が試される映画です。

 

ジューン(キャメロン・ディアス)はある日、えたいの知れない男(トム・クルーズ)と思いがけない出会いを果たすが、その男はジューンが夢に見た理想の男性どころか、重要任務を負ったスパイだった。予想外の裏切りや暗殺者による執拗(しつよう)な攻撃が日増しに強くなる中、ジューンは男に対して疑念を抱き始める。

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今日レビューする映画はトム・クルーズ主演の映画、『ナイト&デイ』です。

 

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本作品は2010年の映画になります。ジャンルはスパイアクション映画&ラブロマンス。

トム・クルーズってスパイ映画専門俳優?というくらい多くのスパイ映画の主演を飾っていますよね!

皆さんが一番知っているシリーズといったらこれでしょうか?

 

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テレビ朝日の映画枠で度々やっていたのでチラ見したことがあると思う『ミッションインポッシブル』シリーズ。

 

僕も本当に小さい頃なので記憶が朧げなのですが、トム・クルーズが砂嵐から逃げたシーンがなんとなく覚えています。昨日ダビングしたDVDを整理していたら、『ミッションインポッシブル』シリーズ作品がいくつか出てきたので今度見てみようと思います。

 

1996年からあのシリーズが始まっているので本作品はトム・クルーズ=スパイ映画という方程式が出来上がっている状態で製作された映画ですね。

そんな本作品のヒロインはキャメロン・ディアス

 

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『マスク』や『メリーに首ったけ』などが代表作の女優さんですね。

ちなみにトム・クルーズとはこの前に『バニラ・スカイ』という映画一度共演して、本作品はその映画の特徴を活用したといわれています。

 

あらかた説明が終わったのでレビューに移りましょう!

 

レビュー

ストーリー:○

一般女性がCIAのエージェントと恋に落ちるという、言わせてしまえば昔ながらのベタな映画。展開もベタではあるが笑いながらみることができました。

多分僕自身、トム・クルーズ演じるロイとキャメロン・ディアス演じるジェーンのやり取りが面白かったんでしょうね。

前半と後半でリードするキャラクターが真逆になるという展開が凄くよかったです。恋する女性は強い!というのが覗える展開は非常に面白かったです。

 

が!

 

◎に至らないなと思っています。

理由は、「ヒロインが地雷すぎる」でしょうか。

 

とにかく足の引っ張り方が尋常じゃない。出会って結構経つ男に名前呼ばれただけでマシンガンぶっ放すとかヤバいでしょ。そしてそれをパニックと称してことを収めようとしているのもヤバい。

それに男に逢いたくて敵に捕まりにいったとか…もっと良い動機はなかったですか?

彼の為になりたくて、でも十分に良かったと思います。失敗しても力になろうとしてくれた意志は汲み取れるから。

でも男に逢いたくて…はヤバすぎる。

きっとここで捕まったら救いに来てくれる!という感じで堂々と捕まりにいっているのが男sideからするとかなり引きます。

 

とりあえずヒロインが大して活躍もせず、重かったので今回は○にさせていただきました。

 

演出:◎

今回、ストーリーよりも演出が凝っているなと思っています。

と、いうのも

 

昏睡状態の演出がアトラクションみたいなんですよね。

 

この作品度々ヒロイン眠らされるんですよ。ロイが一人で暴れまわりたいからお前は眠ってろ感覚でジェーン薬やらなんやらで昏睡してしまうのですが、寝ていても時々目を少し開けてしまうことありますよね。

そのときに移された映像が完全に一人称なんですよね。ジェーンの視界に映るロイが何かを語りかけていたり、ときにはダイビングまでしてしまう。

USJの新作アトラクションのCMみたいな一人称シーンでわくわくしながら見ることができました。

 

アクションもまた凄かったです。現在のトム・クルーズの年齢は59歳。この作品は11年前に制作されたので当時48歳でしょうか。

うん、思えない。

 

走るさまが30代前半のそれなんですよ。格闘アクションも難なくこなすその姿に圧倒されました。キアヌ・リーヴストム・クルーズはあと10年はアクションできると思いますわ。

 

総評

とても面白かったですよ。10年前くらいのカップルが映画館で見てそうだな~とこの作品を見ながらしみじみと感じました。

本作品は『ミッションインポッシブル』とは関係のないスパイ映画なので気になった方は是非、見てみるとよいかもしれませんね!

 

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