【小説】十二大戦
こんばんは、wataizuです。
暑かったですね~今日。アイス食べたくなりますよね。
皆さんは何のアイスが好きですか?
僕はスーパーカップのバニラ味ですかね~王道なのですがあれが安定感あって好きなんですよね~着飾った人よりもありのままで生きる人が好き……みたいな感じですかねw
ちょっと自分でも何言っているかわからないのでレビューに移りたいと思います。
今日は小説を読んだのでそのレビューをします。
名前を『十二大戦』。物語シリーズで有名な西尾維新さんの作品ですね。
ゴーストタウンの中心ビルに集められた十二支を象った十二人の戦士達。彼らは願いを叶えるべく、己の優位性や技、能力を駆使し最後の一人になるまで殺し合う……
という本作品。
面白かったです。でも結構気になるところはありました。
僕が単に西尾維新さんの作品をみてないかもしれないのですがかなり見辛かったです。というのもこの作品、行替えをしないんですよね。鉤括弧でもお構い無しに続けて書いていくスタンスが最高にキツかったです。
多分この問題においては西尾維新さんの小説を多く読んでいる方からすれば些事だと思うのですがこれを機に読む方は少し理解が必要かなと感じました。
また、アクションがそうでもなかったです。展開を進めることに意識していてアクションにおもきを置いてなかったんでしょうね。一瞬で終わるんです。何かそこが物足りなさを覚えましたね。もうちょっとアクション描写を見たかったなぁというのが気になるところでした。
では何を以て面白いといっているのか?
それは各話のオチと終盤の伏線回収の上手さですね。
各話戦士が死ぬのですがどうして死んだかっていうのがじわじわ表現の中でメッセージとして伝わるんですよね。また表現が巧みで、次に繋げるような終わり方が個人的には上手いなと思いました。
また、終盤の展開。
この作品終盤の展開がアツくなってくるのですがキャラの過去やらセリフやらが一気に畳み掛けてくるんですよ。そういうのもあって終盤から「面白いな」と言った回数が格段に上がりましたね。
全体的に面白かったですが個人的には最初に上げた2点が気になりました。
そのうちの最初については知っておくだけでだいぶ西尾維新作品初心者の方は読めるようになると思います。
そしてここまで言っていうのもあれなのですがこの作品はやっぱりアニメで見た方が良いかなと思いますね。キャラクターの設定とかがしっかりと記されているのが小説版という感じがするし、アクションが想像しにくかったので。
でも今回のレビューで気になった方は是非、調べて見るといいかもしれませんね。
では、お休みなさい。