こんばんは、wataizuです。
今日はずっと寝てましたね~。朝二度寝、午後に昼寝したのですが寝すぎて母に怒られましたwスマホの充電の為の寝てたのですが睡眠に興が乗ってしまいましたね🤦
今日寝すぎたので逆に深夜オールしようかなと思いますw
今日レビューするのは『アデル、ブルーは熱い色』
主人公の女子高生、アデルは自分に気のある一歳年上のトマとのデートの最中にブルーの髪の女性とすれ違う。彼女のことが忘れられずトムをフッたアデルは友人と一緒に来たLGBTバーでブルーの髪の女性エマと再会する……
本作品はカンヌ国際映画祭の最高賞、パルム・ドールを受賞しています。
何故、ここまで評価されているのか。それを僕個人の感想を踏まえながら語っていきたいと思います。
一つにあるのが役者の演技です。パルム・ドールが監督だけではなく、アデル役のアデル・エグザルホプロスやエマ役のレア・セドゥにも贈られたのも納得がいきました。
創作物という次元を越えているんですよ、演技が。女優という職業を捨てるほどの体当たりな演技をしているのが評価ポイントだと思いました。
それが開始数分後のアデル睡眠シーンから見てとれます。ただガーーーーッと口を開けて豪快に寝ているのではなく、少し口を開け不細工に寝ているんですよ。そこに女優の本気を感じました。
また喧嘩シーン。後半になるとやはり二人の間にも距離ができるのですが、涙だったり怒声だったり。そういうのがもう迫真なんですよね。怒り狂うエマ、泣きわめくアデルに必見です。
あとはセックスシーンですよね。
本作品はR18+作品でセックスシーンが多いです。むしろそこまで入れる必要ないんじゃないかなと思うくらいチュッチュしてます。
なかでも7分間セックスシーンを流したことに驚きました。下着を脱いで、全裸で激しく乱れ合う7分は審査員にも評価され、「バラエティ」というアメリカのエンターテイメント業界紙のジャスティン・チャンも「近年記憶される中でも最も爆発的な写実的性交シーン」と述べています。
他の官能映画は見たことがないのですが、レズビアンでここまで激しく乱れている映画はこの映画だけなんじゃないかなと思わされるほど凄まじかったです。
更に評価するとそのキスするまでの間が素晴らしくて。見ているこちらまでも情欲的にさせるくらいのムードが数秒間だけ出来上がるんですよ。そしてキス。からのベッドシーン。
そういった性交前のシーンも十分評価できると思います。
しかしながら本作品は3時間7分とかなり多いです。あれ、もう二時間経ってない?と思い一時中断したらその通り。むしろあと50分もあるぜ!というのが本作品ですw
レズビアンの話なので世間からの風向きとかも内容に混ぜるとなると妥当ですが根気強さが求められる作品だと思いました。
内容も重く、長ったらしい展開が続きます。その割にラストが「なんかな……」というような感想を抱きました。
ですがレズビアン作品のなかでもかなり群を抜いた作品だと思うので是非気になった方は調べてみると良いかもしれませんね!