【アニメ】Fate/Zero

こんばんは、wataizuです。

自分よくTwitterのその場で結果が来るような抽選をしてしまうタチで。毎回毎回「当選しないだろうな」と思いながらリツイートするのですが今日は何故か当選する気がしたんですよ。

そしたらなんと当ててしまいました!!!2000円アマゾンギフトカード手に入れました!

ここまで第六感が冴えている日はもう来ないだろうなと思いました笑

 

なかなか今読んでいる小説が長いのでアニメのレビューをしたいと思います。

レビューするアニメは『Fate/Zero』。


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あらゆる奇跡を叶える願望の器「聖杯」を巡って七人の魔術師が七体の英霊を召喚して殺し合う「聖杯戦争」。主人公の殺し屋、衛宮切嗣は「世界の恒久的平和」を叶える為聖杯戦争に身を投じていく………

 

本作品は大人気シリーズ『Fate』のスピンオフになります。『Fate/stay night』の前日譚にあたりますね。

ちなみに僕はFate大好きなんですよ。アニメや映画、本は読んでいるのですがなにぶんZeroは六年前に見たので記憶が曖昧だったところがあって。U-NEXT無料トライアル期間中に見とこ!と思い初心に返りながら見てみました。

 

やはり面白かったです。ストーリー、作画、音楽全てにおいてとても良かったといえる作品です。

 

まずはストーリー。

聖杯戦争の各陣営ごとにスポットライトがあてられているんですよ。必ずしも衛宮切嗣が主人公ではなくて。各陣営ごとにドラマがあるのがこの作品の魅力といえます。

ある陣営は友情を主軸に描かれていたり、またある陣営は復讐を主軸に描いていたり。陣営ごとにテーマがあるので見応えがあります。

しかしながら主人公は衛宮切嗣。彼がいかにしてstay nightの衛宮士郎と出会うのかが描かれているのですが同時に彼の生き様がしっかりと描かれています。信念や願望。その為には多少の犠牲も厭わない。その願望がどのような結末を招くのか。そこが見所です。

 

展開もまた素晴らしかったです。

本作品の主人公は衛宮切嗣なのですが、裏主人公も存在しています。

それが言峰綺礼。彼は願望を持たずして聖杯戦争に参加した人物なのですが切嗣の存在を知っていったり、キャラクターとの会話を通して「本当の自分」を見つけていくんですよ。その流れをゆっくり、如実に描いていたのがよかったです。自己否定していつつも徐々に本当の自分を見つけていくその過程もまた評価ポイントです。

 

次に作画。ここはアニメならではのレビューですね。

Fateシリーズの大きな魅力はサーヴァント同士の戦い。サーヴァントとは英霊のことで過去の偉人や英雄が人々に祀りあげられて精霊化した存在のことを指します。アーサー王イスカンダルとかが本作品ではでてきます。

英雄同士の戦闘なので人の領域を超えているんですよ。気迫や速さの全てが他のアニメの戦闘シーンと段違いなんです。そこがファンから愛されているところなのですがZeroもまた凄まじかったです。

stay nightよりもサーヴァント戦の速さこそ劣るものの、その分を迫力で補ってくるんですよ。キャラクターの眼差しだったり武器や能力の衝突によるフィールドの変わり具合が一級品なので息を飲みました。

そして今回は魔術師同士の戦闘も良いのでそこもまた必見です。

 

最後に音楽。主題歌、bgmともに素晴らしかったです。

本作品の1期オープニング主題歌であるLiSAさんの「oath sigh」は有名ですよね。「Zeroといえばoath sigh」と思う方が多いかもしれませんが2期の主題歌も素晴らしくて。歌詞は勿論、曲調まで話の雰囲気とマッチしているんです。神や倫理観などを説いてくる哲学的な内容なので神聖で透き通った声がとても似合うんです。なので僕はどちらかというと1期よりも2期のオープニング主題歌の方が好きです。

bgmの担当は梶浦由記さん。アニメ『ソードアート・オンライン』や『空の境界』のサウンドを担当している方なのですがこれも透き通っているんですよ。サウンドでよくコーラスが聴こえるのですがそれが透明感を引き立てているのかなと思います。すべてのサウンドが素晴らしいのでそういったところもまた、面白かったです。

 

この作品は先程も述べたように哲学的で難しい話になります。台詞もかなり難しい言葉が出てきます。なので台詞を文字にしてみるとよいかもしれませんね。文字にすると意味がすんなりと入ってくる言葉が多いので案外理解できるかもしれません。

全てにおいて素晴らしい作品なので、気になった方は是非!調べてみるとよいかもしれませんね!